女優の北川景子と俳優の山田裕貴がこのほど、フジテレビ系ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(1月スタート、毎週月曜21:00~)の取材に応じた。

  • 北川景子(左)と山田裕貴=フジテレビ提供

未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫(北川)と、法律の判例オタク・藍井仁(山田)らが、自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問う同ドラマ。

北川は「クランクインする前は、オリジナルの作品でもありますし、台本上は役者にわりと演じる幅を持たせてくださっているようなキャラクター設定だったので、現場で細かい特徴の部分を詰めていかなくちゃいけないのかなって思っていたんです。それで、どうなっていくんだろうってちょっと心配だったところがあったんですけれども、実際現場に入ってみて、衣装の感じとか、メガネをかけることに決まったり、生徒の方々とお芝居をしていく中で自然に生まれたものとかが、徐々にキャラクターとして成り立ってきてるかなっていう感じがあります」と、不安が払拭された状態で臨めているそう。

東大法学部在学中に司法試験をパスした天才というキャラクターを演じる山田も同意しながら、「今の視聴者の皆さんはものすごく見る目が肥えてらっしゃって、お芝居臭いものは嫌われていくと思うので、そうならないようにキャラクターも守りつつ、リアルを模索してくことが大事だなって思っています」と話した。

「人を知らなければいい法律家にはなれない」という信念を持ち、効率よく案件をこなせずにいる柊木と、性格も教師としての指導方法も完全に真逆の藍井。この“効率”への自身の考え方を聞かれると、北川は「私は本当に効率のことしか考えないで生きてきたから、そこを直そうと思って今やってるところなんです。『それは効率悪い』とか『合理的じゃない』とか、わりと最初から省いちゃうようなところがあって、それだとドライに思われちゃうのかなと思うことが増えたんです」という。

さらに、「子どもができたのが大きいのかな。子どもに、汚れるし大変かもしれないけどやらせてみようとか、おかしなこと言ってるけど一から聞いてみようとか、まずは効率のことを考えないようにしようと最近思うようになりました。『1回で食べてくれたほうが、食器洗い1回なんだけどな…』とか、そういうのも考えずに、今お腹すいてないんだったらちょっと時間空けてもう1回試そうかなとか、やっぱり効率だけでは子どもがいると動けないんだなって思うことがすごく増えて、子どもを持つ前と持った後で、効率に対する価値観がすごく変わりました」と明かした。

これに対し、山田が「多くの人が関わる場合は、効率より協調性だと思ってるから気にならないですけど、僕は“効率人間”なので、自分だけの予定のときは『この予定、同じ日にならないかな』とか、『昨日お肉ばっかり食べたから、今日はもうこれしか食べない』みたいなことを考えています」と話すと、北川は「極端…(笑)」と驚いていた。

この取材会には現役の弁護士からも質問が飛び、司法試験に受かったら裁判官、弁護士、検察官のどの道に進みたいかを聞かれると、山田は「弁護士です」と回答。「有罪・無罪とか決めれないんですよ。その人にしか知らない事実と真実があるから。だから、何か不利な状況であったり、心の傷を負ったり、事件に関わってしまった人を弁護できるような人になれればなと思います」と語る。

一方の北川は「どれもなれないけど…なりたいのは検察かな。大きな事件に関わったりすると思うんですけど、ひるまないで、強くその事件と向き合ってるところもすごくかっこいいと思います。完全に『HERO』の影響もあるんですけど、やっぱり久利生検事(木村拓哉)ってかっこ良かったじゃないですか(笑)」と、自身も出演した作品を想起しながら、「何かを判断するときに、いろんな方向から照らしていくことがすごく大事なんだなって、この作品を通じて思ったので、それは法曹三者どれも変わらないと思うんですけど、その中でも興味があるのは検察です」と説明した。

(C)フジテレビ