『五等分の花嫁』の春場ねぎが、新たに世に放つ予想不能な異色のヒーローバトル『戦隊大失格』(講談社「週刊少年マガジン」連載)のTVアニメ化が決定。ミステリアスな第1弾ビジュアルやド迫力のSPプロジェクト映像が公開された。

2021年2月に「週刊少年マガジン」にて連載開始となった本作は、毎週末、地上侵攻を繰り返し敗れ散る怪人たちの下っ端戦闘員として戦う名もなき戦闘員D(ディー)が主人公。そして、その怪人たちの侵攻を食い止め、全人類から羨望の眼差しを向けられる竜神戦隊ドラゴンキーパーであったが、この戦い実は怪人側が必ず負ける事を義務付けられた茶番劇。ついに、怪人たちにやりたい放題の、とんでもスーパー戦隊をぶっ潰すため、名もなき戦闘員Dが立ち上がるというストーリーで、アニメ化にあたっては、さとうけいいちが監督を務める。

◎原作:春場ねぎのコメント
戦隊大失格を原作として選んでくださりありがとうございます。
漫画制作は時に過酷で孤独で、誰もいない場所にボールを投げ続けるような作業の連続です。
その中でアニメ化は逆に投げ返してもらえたような報われた気持ちになりました。
かっこ悪くかっこ良い戦闘員Dが動く姿を見られるのを楽しみにしてます。
これまで読んでくれた読者さん。
ボールを投げ続けられたのは向かい側に皆さんがいてくれたからです。
アニメに負けないよう全力で投げ続けますのでこれからも拾ってもらえたら嬉しいです。

  • 原作者・春場ねぎのイラスト

◎さとうけいいち監督のコメント
これまでHERO作品を多数手がけて来ましたが、たった一つの台詞を目にして監督オファーを受け入れる事にしました。
『たまにはあってもよくないか?怪人が勝つ展開』
このアツい叫びを主人公怪人Dを通して私もズル賢く暴れてみようと思います!んじゃ暫しお待ちを!!

第1弾ビジュアルには、5色に彩られた「SENTAI」の文字を前にバックライトに照らされた戦闘員Dが擬態能力を使ってミステリアスな美少年に変貌する姿と「正義と悪は誰が決めた」という正義と悪の根本を問うキャッチコピーが描かれている。

そして、SPプロジェクト映像は、地上侵攻を企てる怪人たちの浮遊城から始まる。地上侵略を企む怪人たちや、大戦隊のレッドキーパーに挑む戦闘員Dの姿、何やら陰謀や曲者感満載の魅力的なキャラクターたち、さらには不敵な笑みを浮かべるレッドキーパーと大迫力の必殺技らしき映像が描かれており、物語の展開や登場キャラクターの活躍に期待が高まる映像となっている。

●「戦隊大失格」SPプロジェクト映像|TVアニメ化決定!!

TVアニメ『戦隊大失格』の詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会