俳優の竜星涼が主演するフジテレビ系ドラマ『スタンドUPスタート』(来年1月18日スタート、毎週水曜22:00~)に、山下美月(乃木坂46)、水沢林太郎、塚地武雅、安達祐実が出演することが発表された。

(上段左から)山下美月、水沢林太郎 (下段左から)塚地武雅、安達祐実=フジテレビ提供

自称“人間投資家”の三星大陽(竜星)が、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資して再び生きる希望を取り戻させていく同ドラマ。

山下が演じるのは、メガバンク「みその銀行」の融資部門に勤める銀行員・羽賀佳乃。合理的で物事を白黒ハッキリさせたがる性格で、仕事ではテキパキと業務をこなす優秀な銀行員。厳格な母親と二人暮らしで、過去の経験からギャンブルを毛嫌いしている。

水沢が演じるのは、将来、起業を目指す大学生・立山隼人。大学の起業サークルに所属しており、独自の高いビジョンを掲げ、常に“事業計画書”を持ち歩いている。ゆくゆくは、「大きな問題に立ち向かって、自分が生きる未来を切り開きたい」と周りに豪語しているが、小心者な一面もあり…。ある日、たまたま出会った大陽から「スタートアップしよう!」と声を掛けられ、起業のチャンスを手に入れることになる。

塚地が演じるのは、三星大海(小泉孝太郎)が社長を務める「三ツ星重工」の元社員・武藤浩。「三ツ星重工」の造船所の現場責任者として約24年間、会社に貢献していたが、大海が断行した過去最大のリストラで失業の憂き目に遭ってしまう。しかし、あることがきっかけで大陽と出会い、武藤の人生は変わり始めることに…。

安達が演じるのは、シニア向けマンションの管理人・音野奈緒。もともとは、仕事経験ゼロの専業主婦だったが、大陽との出会いにより、明るい性格や手先の器用さ、気配り上手なところなどが見込まれ、シニア向けマンションの管理人として働くことになる。専業主婦ならではのアイデアや得意な家事力を発揮し、空き部屋だらけのマンションを瞬く間に満室にし、人気のシニア向けマンションへと一変させる。安達がフジテレビ系連続ドラマにレギュラー出演するのは、『主に泣いてます』(12年)以来の約10年ぶりとなる。

コメントは、以下の通り。

■山下美月
「豪華なキャストの皆さん、そしてステキなスタッフさん方と、人間再生をしながらスタートアップをしていくという新たなビジネスの形を描く作品に携わることができて、本当に楽しみな気持ちでいっぱいです!私個人としてはフジテレビの連続ドラマに出演させて頂くのも初めてなので緊張もしつつ、精いっぱい羽賀佳乃という役を演じさせて頂きながら、この熱いチームについて行こうと意気込んでおります。そして、私自身ビジネスドラマも銀行員という役も初めてなので、衣装合わせでスーツやメガネをたくさんフィッティングした時に、ちゃんとなじんでいるのかドキドキしていました(笑)。普段アイドルのキラキラした衣装を着ている時とは真反対な性格や見た目をしているので、そこも是非注目して頂きたいです!この作品を見れば、日々襲ってくるさまざまな問題に、どう対処できるか?というヒントになるのではないかと思っております。是非一緒に登場人物のことを見守る気持ちで見て下さったらうれしいです!2023年の始め、熱いスタートをきれるよう頑張ります!」

■水沢林太郎
「ドラマのお話を聞き、漫画を読んでみたら面白くて、そして勉強になるし、かつ、とても人間味があり、リアリティーのある物語だと思いました。少し難しいセリフなどもあり、大丈夫かな?という心配もありましたが…その分、未知なることへのワクワク感も大きいです。僕が演じる隼人は、とても真面目な青年です!大学デビューしたかのような、ちょっと目立ちたいけど、でもビビりな部分もあって、そんな所が可愛いやつです(笑)。このドラマは、共感できることや勉強になることがとても多いので、さまざまな世代の方々に見て頂けたらうれしいです。そして、原作ファンの皆さん!竜星涼さん演じる“三星大陽”は、マジでそのまんまです(笑)!まるで、漫画から出てきたのかという感じです。是非、楽しんでご覧頂けたらと思います」

■塚地武雅
「漫画原作と台本を読んで胸が熱くなる物語で何度も涙しました。なおかつ起業の動機や進め方もリアリティーがあり、読み応えがありました。これは…面白い!と率直に感じました。僕が演じる武藤は、人生を懸けて勤めてきた会社をリストラされ自暴自棄になっているところを大陽にスタートアップの話を持ちかけられます。人間投資家の大陽のスケール、器の大きさに憧れ、立ち上がる男です。現場で初めて見た竜星涼くんのたたずまいが大陽そのもので驚きました。そして、セリフのやりとりを始めたらさらに大陽!武藤は大陽に。塚地は竜星涼に付いて行きます!人は誰でも挫折したり、失敗したり、落ち込んだり…。このドラマを見てそんなストレスを三星大陽に解消してもらい、日々の生活をスタートアップしてもらえたらと思います」

■安達祐実
「約10年前にレギュラー出演させて頂いた『主に泣いてます』は私にとって大きな転機となった思い出深い作品です。今作のオファーを頂いた時は、そこまで久しぶりということをあまり意識していなかったのですが、純粋にとてもうれしかったです。私が演じさせて頂きます音野は、専業主婦でありながら、自分も夫のため家族のために何かできないか、ともがいている役どころです。自信がないわけではなく、何ができるのか分かっていない。そこを大陽さんに気付かせてもらって、背中を押してもらいます。今作は、大陽さんと出会うことで、みんなそれぞれ自分に合った居場所を見つけていく。あたたかく前向きな気持ちになれる作品です。楽しく見て頂けたらと思います」

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