女優の石井杏奈が、来週12月6日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)第7話に出演する。

  • 石井杏奈=テレビ朝日提供

第7話は、乗馬ファームで馬主の男性が遺体となって見つかるところからスタート。同時に、被害者が所有する元競争馬“ウィンター号”が行方不明になっていることも判明する。まもなく、ウィンター号は現場近くの映画撮影所に迷い込んでいたところを無事発見されるが、事件発生時現場で犯行を目撃していた可能性が高いことがわかる。

石井が演じるのは、“動物行動学”を専門とする准教授・生駒遥夏。動物、とりわけ馬を愛する遥夏は、手がかりを求めるあまり榊マリコ(沢口靖子)たちがウィンター号の“意志”などおかまいなしに血痕を採取しようとするのを「勝手な真似をしないでください」と制止、「あなたの前にいるのは凶器や証拠などの“モノ”ではなく、一頭一頭、異なる感情を持った“ひとつの命”なんです」と毅然とした態度で抗議する。

遥夏から、馬には優れた記憶力があり、人間の顔をも覚えることができると聞いたマリコはウィンター号による容疑者の“面通し実験”を発案。協力を持ちかけられた遥夏は「見かけによらず強引な人ね」と驚きつつもマリコをサポートし、ウィンター号が目撃した殺人者が浮かび上がっていく。

石井は2015年、『ソロモンの偽証』で第58回ブルーリボン賞新人賞を獲得。近年では映画『砕け散るところを見せてあげる』(21年)、『破戒』(22年)やドラマ『言霊荘』(21年)に出演してきた。今作では、馬を愛し、馬を守ろうと奔走するまっすぐな動物行動学者に挑戦する。