モデル・タレントの佐藤栞里が、フジテレビ系特番『目撃!超逆転スクープ8 愛と欲望と偽りの仮面』(12月3日21:00~)で、同番組に初参加する。

  • (左から)出川哲朗、矢部浩之、佐藤栞里=フジテレビ提供

この番組は、ドラマのような劇的なストーリーや事件の真相を描く緊迫のVTR、犯行現場を、スタジオのプロジェクションマッピングで再現し、出演者たちが謎を解く鍵を体感していくというもの。これまで、矢部浩之、出川哲朗とともに小島瑠璃子が出演していたが、今回から佐藤が参加する。

今回取り上げるのは、韓国で起きた「テレビ番組が暴いた! 悪妻の犯罪計画」。2019年6月、30代男性が渓谷で水遊び中に溺死。警察は「岩に足が挟まった事故死」と断定した。事故から9カ月。テレビ局に電話が。「夫が事故死したのに保険金が、なぜか支払われない」と夫を亡くした妻が、困り果て、掛けてきたのだ。しかし、取材を始めると次々と明らかになるのは、夫の死に隠された“疑惑”。夫の義兄は「弟を殺したのはあの女だ」と怒りに震えていた。全ては夫の妻、イ・ウンヘ(31)が仕組んだ殺人事件だというのだ。弟の遺品となったスマホはデータが消えてしまっていたのだが、「この中に真実があるはず」と感じた番組ディレクターは、技術者に依頼し、データの復元に成功。その中には2,000以上の写真や動画があり、そこに映っていたのは驚きの真実だった…。

アメリカで起きた「私が愛した夫は何者? 伝説の“リアル・コンフィデンスマン”」は 2008年、ボストンで資産家の女性、サンドラの7歳の娘が白昼堂々、誘拐された。犯人は、娘の実の父親であり、離婚した元夫、クラーク・ロックフェラー。ところが、世界有数の大富豪一族を名乗り、12年もの間、結婚生活を共にした元夫は、アメリカで生まれた記録も職歴もパスポートもなく、この世に存在しない人物だという。私が愛した夫は一体、何者なのか。FBIの捜査によって、クラーク・ロックフェラーを名乗る男の信じがたい経歴と前代未聞の“詐欺師人生”が明らかになっていく…。

収録を終えた出演者のコメントは、以下の通り。

――佐藤さんは今回初参加でしたが、「結婚が遠のいちゃう」なんて話も出ました。いかがでしたか?

佐藤:「困りますね。洗脳とかだまされるとか、今は“自分には絶対ない”とか“ありえないんじゃないか”とか思っていたんですけれども、この番組を通して、もしかしたら危ないかもしれないな…っていう気持ちにどんどんなってしまって、意外と身近にあるのかもしれないなと。どちらの事件もっていうことを思って怖くなっちゃいました」

矢部:「もし、いい人できたら、俺と出川さんが判断しようか?」

佐藤:「すごい!ありがたいです!…大丈夫ですか?出川さんは、だまされないですか?」

矢部:「大丈夫。男性見る目はな?たぶん厳しいやろうから」

出川:「そうそう。別だから、女性をみるのと。本当に最もだまされそうな感じなので、純粋、ピュア過ぎるのでこの人(佐藤さん)。芸能界になかなかいないピュアさなので」

佐藤:「恥ずかしいな。でもよかったです。安心しました。お二人のおかげです」

――今回の見どころは?

矢部:「結構真剣にみたら見入ってしまって、感情も動かされる作品だと思うんですけど。何回か僕笑っているんですよ。見方によっては人間って面白いなって思って。詐欺師の名前の付け方とか。大喜利みたいやなって。いろんな見方をして今回も楽しんでいただきたいなって思います」

出川:「俺は途中でケラケラ笑っているやべっちを見て、ちょっと怖くなりました。本当にやべっちらしいなっていう感じもあるし、やっぱり俺ら笑えないですよね、怖くて。だからこの人(=矢部)ちょっと変な角度から見るから、血が通ったのは本当に最近なんで。すごくわかりやすくいうと、2本目の犯人と一緒だから。子供ができて血が通ったから(笑)。人間の怖さというか人間ってこんな簡単にだまされるんだってところを見てほしいですね」

佐藤:「これだけ見て、VTRが終わった休憩中も3人で話し合えるぐらいすごく盛り上がったので、本当に映画をみた感じ。皆さんにも、番組終わったあとも家族だったり友達だったりと意見交換して、楽しんでほしいです」

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