女優の葵わかなが主演を務める東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『三千円の使いかた』(毎週土曜23:40〜 全8話 2023年1月7日スタート)の追加キャストが23日、発表された。

  • 『三千円の使いかた』メインビジュアル =東海テレビ提供

原作は「読めばお金が貯まる!」と話題になり、累計68万部を突破 (※2022年10月12日現在)している原田ひ香氏の人気小説。節約や貯蓄にまつわるちょっと得するエピソードだけでなく、姉妹、母、祖母という御厨(みくりや)家の三世代の女性たちの悩みがリアルに描かれる。

御厨家の次女・御厨美帆を葵、祖母・御厨琴子を中尾ミエ、長女・井戸真帆を山崎紘菜、母・御厨智子を森尾由美が演じるほか、琴子に近づく怪しい風来坊(?)・小森安生を橋本淳、真帆を支える優しき消防士の夫・井戸太陽を堀井新太、美帆の父・御厨和彦を利重剛、節約アドバイザーとしてテレビにも出演する人気ファイナンシャルプランナー・黒船 スーコをアン ミカらが演じる。

出演者のコメントは以下の通り。

■御厨琴子役・中尾ミエ
琴子は前向きで元気で、77歳になっても社会の役に立ちたいと考える女性。御厨家三世代の中で一番エネルギッシュではないでしょうか。私も年を取ってもずっと働きたいと思っているので、琴子と似ている部分は多いですね。年齢も同じだし、台本を読むと「私の生活を覗かれてるのかな?」って思うほど。琴子=中尾ミエなので、自分でも嬉しくなっちゃうような役柄です。

■井戸真帆役・山崎紘菜
台本を読んで、とてもあたたかい家族の話だなぁ、と感じました。真帆はとてもしっかりしていて、 目標に対してまっすぐに向かっていくエネルギーのある女性。ただその一方で、真帆としては普通に行っていることが、周囲から「しっかりしている」とみられてしまうことへの葛藤を抱えているように思いました。家庭や子育てに悩んでいる方々に届くように、心強い共演者の皆様と素敵な家族を作っていけたらと思います。

■御厨智子役・森尾由美
原作を先に読んでいて、家族構成を始め、共感できる部分が多かったので、我が家の24歳の次女にすぐ渡しました。智子は、私と同じくバブル期をノリノリで生きてきたお母さん。若い気持ちでいたいけれど、現実との狭間で揺れ動くお年頃です。子どもが成長して安心した半面、 今度は自分の将来が不安になって揺れ動く、意外と悩み多き年頃なんだなと思います。

■小森安生役・橋本淳
原作と脚本を最初に読んだとき、ページがどんどんと進み、あっという間に読み終えてしまいました。 各人が抱えている悩みや価値観、それぞれ違いますが、どれも現代を生きている人が持っているもの。 私が演じる安生さんの持っている考えに、とても共感します。なかなか世の中的に声を大にして言うことの出来ないものですが、正直持っているというか。百人いれば百通りの考えがあるもの、そのひとつの代弁者として役を全うして、同じ考えをもつ視聴者の方に共感してもらえれば嬉しいなと思います。

■井戸太陽役・堀井新太
(出演が決まり)素直に嬉しかったです。同時に、観ている方の想像を膨らますような芝居をしていこうとも思いました。自分に出来る面白おかしさを役にプラスアルファし、そこで人としての深みが表現できた らと思います。御厨家はとても温かい家庭。そんな家庭で今のご時世にみんなが気になる、お金にまつわるお話です。このドラマを観たら、家計という観点から消費税とか円安とかに、より興味が湧いてくるんじゃないかと思います。自分の考えた演技を作品に落とし込んでいけるように、努力いたします。

■御厨和彦役・利重剛
僕が演じるのは、極端に無口な父で、微妙に難しく、目茶苦茶やりがいのある役です。 初めてご一緒する方ばかりなので、とても新鮮な気持ちで、ワクワクしています。 「笑って、泣けて、ためになる」という、エンターテイメントの王道のようなホームドラマです。 間違いなく面白いので、期待していてください!

■黒船スーコ役・アン ミカ
よく講演会をさせて頂いているので、手前味噌ですが、【この役、はまってるかも?】と!笑。実際はお金のこと詳しくはないのですが、スーコになり切って学びながら楽しみたいと思っています! 値上げラッ シュの今だからこそ、役に立ち、身が引き締まり、自分も実践できる内容がたくさん詰まっています。 私も、長く使うことを考え、納得するものを選んで買いたいと、お金の使い方を考えるきっかけになりま した! 家族であっても価値観はそれぞれ。お金の使い方を通じて自分を知るきっかけにもなると思います。あなたは誰のタイプでしょうか?