俳優の神木隆之介が主演を務める2023年度前期のNHK連続テレビ小説『らんまん』の主題歌をあいみょんが担当することが15日、発表された。

  • あいみょん

連続テレビ小説第108作となる本作は、日本の植物学の父・牧野富太郎がモデル。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときを届ける。実在の人物である槙野万太郎と妻・寿衛をモデルとするが、激動の時代を夢に向かって生きたある植物学者と妻の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。主人公・槙野万太郎を神木隆之介、妻となるヒロイン・寿恵子を浜辺美波が演じる。

あいみょんは「自宅で大切に育てていた蘭が遂に蕾をつけて紫色の花を咲かせた頃に、主題歌のお話を頂きました。1年半以上全く花が咲かなかったのに見事にシンクロ。爛漫と紫の花が咲きはじめてびっくりしました。きっと偶然だとは思うんですが、日本の植物学の父、牧野富太郎さんをモデルとしたお話ということもあり、まるで花に祝われてるような、よろしく!と言われているような、そんな気がしてうれしくなりました」と喜び、「ただひたすらに愛する力を持つ、そんな主人公や主人公の奥さんと向き合いながら制作した楽曲です。毎朝流れると思うと、これからの朝が緊張します。よろしくお願いします」と呼びかけている。

主演の神木も「大切な仲間が主題歌を歌ってくださるなんて、とても幸せです。あいみょんさんは過去にお仕事をご一緒させて頂きました。あいみょんさんが紡ぐ素敵な歌詞とメロディーに乗せて毎朝が始まると思うと心が震えます。本当に楽しみで仕方がないです」と喜びのコメントを寄せた。