秋も深まり、行楽シーズン真っ只中。ユニクロはこのほど、アウトドアシーンでの利用を体験できる「UNIQLO OUTDOOR EVENT」をメディア向けに開催した。

  • 東京・豊洲WILD MAGICを会場に開催された「UNIQLO OUTDOOR EVENT」。ユニクロ商品はアウトドアにも活用しやすいウエアがいっぱい

同社が発表した調査結果によると、キャンパーの男女847人のうち92%の人がアウトドアシーンでユニクロ商品を活用しているという。理由としては、機能性(79%)、価格(64%)、汚れ・損傷が気にならない(58%)などが上位に挙げられた。

焚き火を囲んで行われたトークショーでは、キャンプインストラクターなどの資格を保有するラジオMCの辰巳健太郎さんがモデレーターとなり、アウトドアスタイリストの近澤一雅さん、ソロキャンプYouTuberのこっしーチャンネルさん、CAMP HACK編集長の松田隆史さんが、それぞれの視点でユニクロアイテムのアウトドアスタイリングについて語り合った。

  • トークショーの様子。(左から)ラジオMCの辰巳健太郎さん、ソロキャンプYouTuberのこっしーチャンネルさん、アウトドアスタイリストの近澤一雅さん、CAMP HACK編集長の松田隆史さん

近澤さんが監修したオールユニクロコーディネートで登壇した4人。「あったかいを通り越して、暑いくらいです!」と、まずはそろって防風・防寒性を絶賛した。

CAMPHACK編集長の松田さんは、「数年前まではキャンプにはアウトドアブランドで行くものでしたが、近年はエントリー層が増えたこともあり、日常でも着やすいファッションブランドの機能服が定番化しています」とトレンドの傾向について紹介。撥水や伸縮性など高機能なウエアをタウンユースと併用してキャンプでも着用する人が増えているという。

  • 2022年のアウトドア傾向について話す松田さん

ユニクロの「防風アウターフリースジャケット」(4,990円)を着用した、こっしーチャンネルさんは「ユニクロといえば、ヒートテックなどのインナー類に注目しがちでしたが、アウターもとても着心地が良いです。金額もお財布にやさしいし、胸ポケットなどの利便性もいいですね」と話した。

  • キャンプでのユニクロ活用について話すこっしーチャンネルさん

フリースといえばインナーのイメージもあるが、こちらはアウターとして厚手の生地感。会場では風車を用いて、インナーの内側にある風車だけは風をうけずに回らない、というユニークな展示もされていた。

  • 風を通さない!

「こっしーさんのコーデは、インナー(「ヒートテックシームレスリブタートルネック T 極暖」)を1枚替えるだけで雰囲気を変えられるから、小荷物で秋冬キャンプに良いんです。キッズの展開もあるから、ファミキャン(ファミリーキャンプ)で親子コーデを楽しめるのも、ユニクロならではの良いところですよ」と近澤さん。キッズ展開やカラーバリエーションが多いところは、ユニクロの大きな魅力だ。

  • 親子コーデに使えるアイテムを紹介する近澤さん

「カラーバリエーションの多さはユニクロならでは。個人的にポケッタブルダウンがお気に入りで、3色持っています」(松田さん)、「普段はアースカラーを好む人でも、思い切ったチャレンジがしやすいですね」(辰巳さん)など、アウトドアとユニクロの親和性で盛り上がった。各地に店舗が数多くあり、試着しやすいのでサイズ感までしっかり確認できるのもユニクロのいいところだ。

  • 近澤さんが監修したユニクロコーデ

イチオシのアウトドアアイテムを近澤さんにたずねると、「「シームレスダウンパーカ」(1万4,900円)は、キルトステッチがないので縫い目部分から冷気が入ることなく、とても温かい。それでいて動きやすいのが素晴らしいんです。お尻がちょうど隠れるくらいの短すぎず長すぎない丈感もポイントですね」と紹介。

また、「ヒートテックの展開にも注目です。下着のような印象を持たれがちですが、ワッフル素材など見せるヒートテックも実はあるんですよ。差し色にもなるし、着ぶくれ対策や小荷物化にも有効」と教えてくれた。

  • ファミキャンの親子コーデもユニクロでしっかりまとまる

会場では、アウトドアに活用しやすいユニクロ商品紹介のほか、ユニクロTシャツのタイダイ染め体験などが行なわれていた。

  • タイダイ染めされたユニクロTシャツ

  • こんな感じで染める。アウトドアは楽しい!

コスパ最強でカラーやサイズ展開が豊富ゆえ、これからキャンプやBBQなどアウトドアデビューを考えている人が「とりあえずユニクロで揃える」という需要はもちろん、ちょっと遊び心を取り入れたアウトドアコーデにチャレンジしたいという願望にもがっつり応えてくれそうだ。

アウトドアという非日常を楽しむなら、普段は黒やグレーを選びがちな筆者もカラーのアウターにチャレンジしてみたくなってきた。ユニクロのアウトドアコーデ、チャレンジしてみてはいかがだろう。