テレビ朝日系ドラマ『ジャパニーズスタイル』(毎週土曜23:30~)第4話が、きょう12日に放送される。

  • 仲野太賀=テレビ朝日提供

限られた場面設定、登場人物で展開する連続ドラマ“シットコム”ことシチュエーションコメディにテレビ朝日が初挑戦する今作。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられていく。

第4話では、柄本明扮するナゾ多き梅越一二四の過去が明らかに。梅越の勤続40周年を祝うべく、「虹の屋」で梅越イチ推しのご当地アイドル・花岡花枝(佐々木春香)のライブを開催するところから物語は始まる。花枝に扮する佐々木は、柄本が主宰する「劇団東京乾電池」所属の女優だけに、高飛車な態度の花枝と、デレデレの梅越とのコミカルなやり取りは息ピッタリ。特に花枝に媚びへつらう際には、梅越がキレッキレな動きを見せる。しかし、ここまで梅越が花枝にハマるのには理由があった。

また、花枝の前座としてフラメンコを踊ったルーシー(市川実日子)が出順を決めた桃代にブチギレ。その際ルーシーのオリジナリティあふれるフラメンコのマネを檀れい扮する浅月桃代が披露する。檀のコメディエンヌとしての魅力が覗くキュートな動きに注目だ。そんな中2時間ドラママニアの支配人・影島駿作(要潤)がまたもや迷推理を展開させるが、まさかの桃代も参戦!? 哲郎(仲野)は思わず「桃代さんまでそっちに行っちゃダメだ」とツッコむ。物語の最後には、哲郎の元カノである“もう1人のルーシー”がついに虹の屋を訪れ、初顔合わせとなる“Wルーシー”が哲郎を中心ににらみ合う形に。2人はどのような関係性になっていくのか。