サッポロ不動産開発は11月8日、東京都渋谷区恵比寿で運営する大型複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」商業棟「センタープラザ」をグランドオープンする。メディア向けの内覧会で、どんな店舗があるのかひと足先にチェックしてきた。
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1994年に開業した大型複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」。今回「センタープラザ」としてリニューアルした商業棟は2021年2月に退店した「三越恵比寿店」の跡地。地下2階〜2階で面積は約2万2,000m2(約6,600坪)
新たなメインターゲットは「ライフクリエイターズ(日々を自分らしく愉しみながら恵比寿のまちに暮らす・働く・訪れる人)」と定めた。リニューアルのコンセプトは、彼らが集い、ゆるやかに交流する拠点「ライフクリエイターズ・リビング」。
4月に先行オープンした地下2階フーディーズガーデンを含め、全25店舗がオープンする。
「ゴールドウイン」がキッズアパレル新業態など3店舗
スポーツアパレルメーカーの「ゴールドウイン」は、キッズアパレル新業態「プレイアースキッズ」、初のキャンプ特化型「ザ・ノース・フェイス キャンプ」、心と体をととのえる「ニュートラルワークス.」の3つのブランドを関東最大の売り場面積で展開する。
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「プレイアースキッズ」は同社が展開するキッズアイテムをブランド横断的に取り扱う初のエディトリアルショップ。サイズアウトして着られなくなったキッズ製品を買い取りリペア・アップサイクル後に新たな製品として販売するサステナブル・レーベル「グリーンバトン」の製品販売1号店でもある。買い取りサービスも行うという
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「ザ・ノース・フェイス キャンプ」のキャンプギアはゴールドウインの中でも最大級の品揃え。初のキャンプギア有料レンタルサービスも開始。レンタル可能なテントは約20型、レンタル期間は1週間単位・最長2週間。たとえば「ジオドーム4」(販売価格19万8,000円)が1週間レンタルで1万4,300円。恵比寿ガーデンプレイス敷地内の芝生広場で専任スタッフのレクチャーを受けながらテント設営体験もできるという
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体の状態を測定しパーソナルストレッチやパーソナルトレーニングを提供する「ニュートラルワークス.ルーム」を併設。「3Dボディスキャン」(10分1,100円)、「インボディ」(10分550円)、「チューンアップトレーニング」(初回60分9,064円)など
DIYが体験できるホームセンター「DCM」の新業態
全国約670店舗を展開する業界最大級のホームセンター「DCM」は、体験型新業態「DCM DIY place(ディーシーエム ディーアイワイ プレイス)」を出店する。
シャトー広場では11月8日〜13日、ゴールドウインが子ども向けに展開するイベント「プレイアースパーク」を開催。ゴールドウインとDCM、恵比寿ガーデンプレイスの3社がコラボレーションしてつくった大型遊具が特設されている。
「プラス」が理想のワークスペースづくりを提案
2階にはオフィス家具の製造・販売を展開するプラスがオフィステナントとして入居。ハイブリッドワーク時代の新しい働き方を実践するオフィス「PLUS DESIGN CROSS」を12月6日にオープンする。
同社では1階に理想の在宅ワークスペースづくりをサポートするインテリアブランド「Garage」のアンテナショップ「おうちガラージ」、地下1階にワークスペースの家具やラグ、文房具などのショップ&ショールーム「クリアトーレ ウィズ プラス」も展開する。
ツタヤやスタバ、生活雑貨ショップなども
このほか恵比寿エリア初出店の「ツタヤ ブックストア/シェアラウンジ」や都内3店舗目となる"ティー"に特化した「スターバックス」、カフェや生活雑貨の店などがオープンする。
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当日ドロップインが可能なワークスペースとしてはもちろん、カフェ・バーとしても使える「シェアラウンジ」は通常プラン60分1,100円、1日利用3,850円、「エビスビール」も飲める「アルコールプラン」は60分1,540円。会議室(7名まで)は60分6,600円、1名個室は60分1,650円。キッズプラン(未就学児※3歳未満は無料)60分550円もある
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全国から届くこだわりの食材を季節に寄り添ったメニューで味わえるレストラン カフェ ワイン & ショップ「アトリエ ララ」。併設のショップでは、「Except for A(規格外食材の積極的利用する)」プロジェクトから生まれたオールハンドメイドのドーナツやアイスクリームなどを販売
2021年3月から改装で休館していた「YEBISU GARDEN CINEMA」も「センタープラザ」グランドオープンと同日の11月8日に再オープンする。