叡山電鉄は、2018年から行っている700系のリニューアルに関して、4両目となる712号車のリニューアル工事を実施しており、9月18日に阪神電車尼崎車庫で712号車のリニューアル工事見学会を開催すると発表した。

  • リニューアル前の712号車

712号車は運行開始から30年以上が経過し、エクステリア・インテリアの更新やバリアフリー化、LED採用による省エネルギー化、安全性の向上を図るためのリニューアル工事を実施。年内に運用を開始する予定だという。

車両リニューアルを手がける阪神車両メンテナンスと阪神電気鉄道との共同企画として、工事の様子を見られる見学会を初開催。阪神電車の車庫で叡山電鉄の車両がリニューアルされる様子を見学できるほか、阪神電車の洗車機通過体験、塗装機見学、トラバーサ体験などの設備見学や体験もできる。

  • リニューアル工事のイメージ

午前の部(9時30分から11時30分まで)・午後の部(13時30分から15時30分まで)の2回開催され、各回とも定員20人。旅行代金は大人7,500円・こども6,500円。阪神ステーションネットのサイトにて、8月22~28日に申込みを受け付ける。