『SLAM DUNK(スラムダンク)』は、井上雄彦氏によるバスケットボールを題材にした作品で、1990年から約6年にわたり「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されていました。1993年からはテレビ朝日系列にてテレビアニメの放送も開始されました。

累計単行本発行部数は1億7,000万部を超える人気作品で、日本のバスケットボール人気を高めるきっかけとなった作品とも言われています。作中には多くの名言が登場することでも有名です。

2022年12月3日にはファン待望の劇場アニメ最新作『THE FIRST SLAM DUNK』が公開されました。連載当時を知るオールドファンを中心に公開当初から話題を集め、2023年2月には興行収入100億円の大台を突破。連載開始から四半世紀以上経った今なお、その魅力が色あせることはないレジェンド的存在の漫画と言えるでしょう。

そこで今回は、マイナビニュース会員男女505人に、『SLAM DUNK(スラムダンク)』に登場する好きなキャラクターについてアンケートを実施しました。

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『スラムダンク』の人気キャラクターランキング

マイナビニュース会員に、好きな『スラムダンク』のキャラクターを聞いてみたところ、順位はこのような結果になりました。

1位 桜木 花道(さくらぎ はなみち)【46.8%】
2位 流川 楓(るかわ かえで)【13.8%】
3位 三井 寿(みつい ひさし)【9.0%】
4位 赤木 晴子(あかぎ はるこ)【5.1%】
5位 安西 光義(あんざい みつよし)【4.8%】
6位 赤木 剛憲(あかぎ たけのり)【3.7%】
7位 仙道 彰(せんどう あきら)【2.3%】
8位 宮城 リョータ(みやぎ りょーた)【2.0%】
8位 木暮 公延(こぐれ きみのぶ)【2.0%】
10位 彩子(あやこ)【1.7%】
11位 水戸 洋平(みと ようへい)【1.1%】
12位 牧 紳一(まき しんいち)【0.6%】
12位 青田 龍彦(あおた たつひこ)【0.6%】
14位 魚住 純(うおずみ じゅん)【0.3%】
14位 福田 吉兆(ふくだ きっちょう)【0.3%】
14位 清田 信長(きよた のぶなが)【0.3%】
14位 藤真 健司(ふじま けんじ)【0.3%】
14位 花形 透(はながた とおる)【0.3%】
14位 南 烈(みなみ つよし)【0.3%】
14位 沢北 栄治(さわきた えいじ)【0.3%】
21位 相田 彦一(あいだ ひこいち)【0.0%】
21位 田岡 茂一(たおか もいち)【0.0%】
21位 岸本 実理(きしもと みのり)【0.0%】
21位 深津 一成(ふかつ かずなり)【0.0%】

『スラムダンク』の人気キャラクターたちの名前や特徴一覧

ここからは、ランクインした個性豊かなキャラクターたちの名前や性格、特徴などを紹介していきます。

1位 桜木 花道(さくらぎ はなみち)【46.8%】

2位以下に圧倒的な差をつけ見事1位に輝いたのは、やはりこの人。主人公の桜木 花道(さくらぎ はなみち)です。

初めはヒロイン・晴子のためにバスケ部に入部した桜木ですが、初心者とは思えない活躍を見せ、あっという間に湘北高校バスケ部になくてはならない存在となりました。自称・天才の桜木は、持って生まれた運動神経と恵まれた体格でリバウンドの要となりましたが、それは他人にはまねできないほどの練習と努力のたまものです。

上達したいという彼の熱意や、バスケを通じて成長していく彼の人間性に、多くの読者が魅了されたことでしょう。

・「やったことのないバスケの技術が向上するのはもちろんのこと、ライバルとの対戦や仲間との絆に触れることで人間性も成長していく姿がいい」(49歳男性)
・「やっぱり主人公の桜木が一番。破天荒でチームを引っ張るカリスマ性がある。見ていてもっともひきつけられるキャラクター」(53歳男性)
・「スラムダンクと言ったら絶対的に桜木花道で決まりです。めちゃめちゃカッコいいし大好きなキャラクターです」(64歳男性)
・「どんどん本当のバスケ好きになっていく過程が青春を通り越して人間ドラマがあって好きだから」(29歳女性)
・「桜木花道のバスケットへの挑戦における成長に感銘を受ける」(64歳男性)

2位 流川 楓(るかわ かえで)【13.8%】

2位に選ばれたのは、湘北高校1年で天才ルーキーの流川 楓(るかわ かえで)です。

口数が少なくクールな流川ですが、存在感があり華やかなプレイを見せるため、周囲からの注目を集めています。『スラムダンク』の登場人物は誰もが真剣にバスケットに向き合っていますが、なかでも流川は別格と言えるでしょう。

一貫してライバル関係にあった流川と桜木は、試合中でも互いにパスを避けるほどでしたが、それは相手のすごさを認めているがゆえの抵抗でもありました。そんな二人が全国大会で見せたハイタッチは作中屈指の名場面です。

・「天才みたいに言われていますが、それは陰でのすさまじい努力のたまもの。努力している姿をまわりに見せないのがカッコいいなと思いますし、先輩や強豪校の選手を相手にしてもまったくひるまない姿もカッコいい」(45歳女性)
・「とてもクールなキャラで、当時憧れていた」(52歳男性)
・「主人公のライバル的な感じでさわやかイケメンなので」(45歳男性)
・「主人公のライバルだが、この物語には絶対欠かせない魅力がある。カッコいいキャラクターで共感でき大好きだから」(46歳男性)

3位 三井 寿(みつい ひさし)【9.0%】

3位には、湘北高校3年でシューティングガードの三井 寿(みつい ひさし)が選ばれました。三井といえば『スラムダンク』を語るうえで欠かせない、安西監督との感動的な名場面が一番に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

ケガでバスケから離れ不良となった三井ですが、バスケ部に戻ってからは喧嘩をやめて髪を切り、別人のように変身しました。中学時代県大会でMVPを取っただけのことはあり、3Pシュートの成功率はチーム1の実力者です。

しかしバスケを離れていた期間が長かったため、スタミナ切れに悩まされる姿も描かれています。

・「安西先生の『諦めたらそこで試合終了ですよ』と言われた後の三井には、今でも泣ける」(46歳男性)
・「不良からバスケ部に戻る姿がよかった」(42歳男性)
・「成長が見られて感情移入ができる」(33歳男性)
・「不良からバスケットマンに戻るシーンを知らない人はいないのではないでしょうか。それだけ強く印象に残っているキャラクターです」(46歳男性)

4位 赤木 晴子(あかぎ はるこ)【5.1%】

4位に選ばれたのは、赤木 剛憲の妹で湘北高校1年の赤木 晴子(あかぎ はるこ)です。桜木がバスケ部に入部するキッカケになった女性で、兄・剛憲とは似ても似つかない美しい容姿をしています。

中学までは自身もプレーヤーとしてバスケをしていましたが、高校に入学してからは応援に専念するようになりました。桜木の秘密特訓に協力したり、バスケットシューズの購入に付き合ったりと、常にまっすぐ全力で応援しています。

剛憲の引退後は、彩子に誘われ湘北バスケ部のマネージャーとなりました。

・「桜木花道やチームを支えるまっすぐな姿勢に好感をもてる」(43歳男性)
・「ひょうひょうとした感じはあるが、芯が通った考え方があるのを感じたので、見ていて好感を持ったから」(62歳男性)
・「作品の中でも癒やしの存在だから」(42歳女性)

5位 安西 光義(あんざい みつよし)【4.8%】

5位には、湘北高校で監督を務める安西 光義(あんざい みつよし)がランクインです。

おだやかな印象の強い安西監督ですが、大学で監督をしていた頃は「白髪鬼」と恐れられていました。『あきらめたらそこで試合終了ですよ』というセリフは、作品の枠を超え漫画史に残る名場面となっています。

元全日本代表選手で指導者としても一目置かれる安西監督。そんな監督を「オヤジ」と呼ぶ桜木と彼の特別な距離感に、思わず頬がゆるんでしまう方も多いのではないでしょうか。

・「個性をいかした指導がいい」(58歳男性)
・「キャラクターとあの風貌が最高だ」(51歳男性)
・「奥深いキャラクター。あきらめたら負け、というセリフは今でも心に残っている」(44歳男性)

6位 赤木 剛憲(あかぎ たけのり)【3.7%】

6位には湘北高校3年生でセンターの赤木 剛憲(あかぎ たけのり)が選ばれました。キャプテンを務める赤木は湘北バスケ部の精神的支柱です。誰もが手を焼くであろう初心者で暴れ馬の桜木をうまくコントロールしつつ、チームをひとつにまとめあげています。

バスケに対する熱意や思いは人一倍大きかったものの、チームメイトに恵まれず、高校3年になるまで思うような結果を残せていません。しかし桜木や流川の加入、三井の復帰もあり最後の年は全国大会の出場資格を手にしました。キャプテン赤木の存在なくして、この年湘北が全国出場を決めることはなかったでしょう。

・「実力と、まとめる力に優れている」(37歳女性)
・「やはりスラムダンクの肝だと思うから」(49歳男性)
・「ゴリが一番濃いキャラクターだと思いました」(50歳男性)

7位 仙道 彰(せんどう あきら)【2.3%】

7位にランクインしたのは、陵南高校2年でスーパーエースの仙道 彰(せんどう あきら)です。

190cmという長身ながらポイントガードもこなすオールラウンダー。実力では流川を圧倒しています。バスケにおいては天才的なセンスと実力を余すことなく発揮していますが、コートを離れると別人のような姿を見せます。

性格は自由奔放でおおらかですが、そのせいか遅刻も少なくありません。それでいて悪びれる様子がないのも特徴的です。肝が据わっているのか、プレー中どんな状況でもあわてることのない彼は、精神的な強さでも間違いなく作中で上位に入るでしょう。

・「バスケットボールのセンスやルックスが抜群」(44歳男性)
・「一番のライバルみたいな感じでおもしろいから」(42歳男性)
・「クールでカッコいいから」(49歳男性)

8位 宮城 リョータ(みやぎ りょーた)【2.0%】

8位には湘北高校2年生でポイントガードの宮城 リョータ(みやぎ りょーた)が選ばれました。168cmという小柄な体格でありながら、素早さと高度なテクニックを武器に高身長の選手にも引けを取らないスーパープレーを見せつけます。

ポイントガードとしての能力は高く、観察眼や分析能力も間違いなくチームでトップレベル。ただ、喧嘩っ早い性格が玉に瑕で、三井が不良だったころは激しくやり合い入院するほどでした。

桜木が入部したときに宮城がバスケ部に不在だったのは、三井との喧嘩の治療で入院中だったためです。

・「小柄だけどチームの起点になる重要なポジションだから」(43歳男性)
・「電光石火! 攻撃の起点で要! いい活躍をしている」(38歳男性)
・「小柄でとてもカッコよくて好きなので」(42歳男性)

8位 木暮 公延(こぐれ きみのぶ)【2.0%】

同じく8位には湘北高校3年生で副キャプテンの木暮 公延(こぐれ きみのぶ)がランクインです。

赤木とは中学時代からともにバスケをしています。もともとは体力強化のために始めたバスケでしたが、中学の引退試合ではやめたくないと思うほどバスケを好きになっており、高校でも迷わずバスケ部に入部しました。

三井によるバスケ部襲撃事件の際には、珍しく声を怒りで荒らげながらも、誰よりも三井を説得しています。流川や三井の活躍が目立つためあまり存在感を感じられないことも多いですが、陵南戦の決勝打となった3Pシュートは木暮最大の見せ場と言えるでしょう。

・「副キャプテンなので本来はレギュラーであるべきなのに腐らずチームを縁の下から支えている姿がカッコいい。彼こそめがね男子の頂点でしょう」(53歳男性)
・「地味で目立たない存在だが最後に活躍してくれたから」(49歳男性)
・「地味だけどいい人で貴重なキャラ」(55歳男性)

10位 彩子(あやこ)【1.7%】

10位に選ばれたのは、湘北高校2年生でバスケ部マネージャーの彩子(あやこ)です。高校2年生とは思えないほど大人っぽい彩子は、ハリセン片手にバスケ部を盛り上げます。

桜木は入部当初、初心者のため全体練習には入れず体育館の隅で彩子と基礎練習を繰り返していました。飽きっぽく目立ちたがり屋の桜木が、地味な基礎練習を最後まで続けられたのは、間違いなく彩子のおかげです。彩子は、強気で勝ち気という新しいマネージャー像を作った存在と言えるでしょう。

・「そこはかとなく色気を感じる」(61歳男性)
・「なぜか名字で呼ばれてないので、親しみがわくから」(44歳女性)

11位 水戸 洋平(みと ようへい)【1.1%】

11位には、湘北高校1年で桜木軍団の一員である水戸 洋平(みと ようへい)がランクインしました。

桜木の親友である水戸は、他の仲間たちとともにバスケに打ち込む桜木を温かく見守り応援します。不良だった三井がバスケ部を襲撃した際には、罪をかぶりバスケ部廃部の危機を回避することに貢献しました。

普段はおだやかな性格ですが喧嘩ではかなりの実力者で、複数の不良を相手にしても単独で勝ってしまうほど腕っぷしの強い人物です。

・「脇役だけど、友人のために行動するところがよい」(57歳男性)
・「花道をさりげなく支える男気あるキャラだから」(42歳女性)
・「大人びた意見が多いから」(45歳男性)

12位 牧 紳一(まき しんいち)【0.6%】

12位には海南大付属高校3年でポイントガードの牧 紳一(まき しんいち)が選ばれました。

強豪校でキャプテンを務める牧は、神奈川No.1プレーヤーと称される実力者です。その強さから『帝王』と呼ばれることもありますが、桜木からは大人びて見える外見のせいで『じい』と呼ばれていました。

自身の実力を鼻にかける事もなく、後輩の面倒見がいいという意外な一面も人気につながっているのでしょう。

・「存在感があるから」(52歳男性)

12位 青田 龍彦(あおた たつひこ)【0.6%】

同率で12位にランクインしたのは湘北高校3年で柔道部主将の青田 龍彦(あおた たつひこ)です。

桜木の身体能力の高さに目を付け柔道部へ何度も勧誘しますが、そのたびに断られています。赤木とは小学生の頃からライバルで何かと衝突していましたが、湘北対陵南の試合に駆け付け赤木を叱咤激励した場面は、とても印象的な名シーンでした。

漢らしさ全開で少し面倒な人物にも見えますが、実は作中屈指の隠れイケメンです。

・「彼が一番カッコいい人物だった」(67歳男性)
・「顔が好きなタイプ。漫画の中でも個性がありいいキャラだから」(50歳女性)

14位 魚住 純(うおずみ じゅん)【0.3%】

14位には、陵南高校3年でセンターの魚住 純(うおずみ じゅん)が選ばれました。

湘北の赤木が自らも積極的に攻撃に加わるセンターなのに対し、魚住はチームメイトをいかす陰の立て役者となるセンターです。異なるプレースタイルで互角の実力を誇る両者ですが、魚住は入部当初基礎練習にすらついていけず、一時は本気で退部を考えていました。

しかし田岡監督の言葉や、自身の弱点を受け入れたことで変化をとげ、最終的にキャプテンにまでなった努力の天才です。

・「強い部分と弱い部分を両方持っているから」(41歳男性)

14位 福田 吉兆(ふくだ きっちょう)【0.3%】

同じく14位には陵南高校2年でパワーフォワードの福田 吉兆(ふくだ きっちょう)が選ばれました。

バスケは中学2年からで経験は浅いものの、脅威的なスピードで成長をとげた選手です。陵南入学当初は、一番下手だったにもかかわらず格上の仙道を過剰に意識していました。そんな福田の姿を見た田岡監督は可能性を感じ、叱って育てる方針を採用し福田と接します。しかしそれは逆効果で、我慢の限界を迎えた福田は試合中に田岡監督に手を出し、部活動停止処分となりました。

長期間謹慎処分となっていたため福田は2年生でありながら、インターハイ予選の決勝リーグが初めての公式戦となっています。

・「なんとなく印象に残るキャラクター」(59歳女性)

14位 清田 信長(きよた のぶなが)【0.3%】

同率で14位にランクインしたのは海南大付属高校1年で唯一レギュラー入りを果たしている清田 信長(きよた のぶなが)です。

桜木にも匹敵するジャンプ力を持つ清田は、身長180cm未満であるにもかかわらずダンクシュートを決めることができます。また流川に強いライバル心を抱いていたり、好戦的な性格や同じ背番号など、桜木と共通点が多く何かと衝突を繰り返していました。

野生っぽい雰囲気を持つせいか、桜木からは『野猿』と呼ばれています。

・「見た目がカッコいいから」(40歳男性)

14位 藤真 健司(ふじま けんじ)【0.3%】

同じく14位には、翔陽高校3年でポイントガードの藤真 健司(ふじま けんじ)が選ばれました。

藤真はキャプテンでありながら監督も兼任しているため、基本的にはベンチから冷静に指示を出すシックスマンです。しかし勝負どころでは司令塔として出場し、脅威的な支配力を発揮します。

また容姿が整っていることも、人気につながっているのでしょう。

・「カッコよかった」(40歳女性)

14位 花形 透(はながた とおる)【0.3%】

同率で14位にランクインしたのは翔陽高校3年でセンターの花形 透(はながた とおる)です。

藤真に次ぐ主力選手の花形は、頭の回転がはやく頭脳プレーを得意としています。また、赤木・魚住のセンター対決に割って入れるほどの実力者です。湘北戦の際、はじめは桜木のことを相手にしていませんでしたが、対戦中に桜木特有の才能にいち早く気付いていました。

数あるシュート技の中でも特に難易度が高いとされる、後ろに下がりながら打つフェイダウェイシュートを習得しています。

・「湘北戦で流れを持っていかれそうになった時に『俺を信じろ』と言いみずから流れを変えるシーンがとても大好きです」(55歳男性)

14位 南 烈(みなみ つよし)【0.3%】

同じく14位に選ばれたのは豊玉高校3年でキャプテンを務める南 烈(みなみ つよし)です。

湘北との試合で南は、エースの流川に左目が腫れ上がるほどのケガを負わせるラフプレーを仕掛けていますが、再びコートに戻り活躍する流川を見て激しく動揺します。その後チームがうまく機能しなくなった結果、南は暴走し流川をつぶそうとしますが、逆に自分が負傷し交代するのでした。

堕ちる一方かと思ったところで、恩師・北野に救われた南は心を入れ替えてコートに戻りますが、あと一歩及ばず敗北。試合後、流川に謝罪し、実家が営む薬局で販売しているいい薬をあげていました。

・「名前のインパクトとおり、キャラクターにもインパクトがあるから」(50歳男性)

14位 沢北 栄治(さわきた えいじ)【0.3%】

同じく14位にランクインしたのは、山王工業2年でエースの沢北 栄治(さわきた えいじ)です。

沢北は、高校バスケの王者である山王工業で1年の時からエースを務めています。アメリカへのバスケ留学が決まっていた高2の夏、湘北との試合で沢北は流川を圧倒しますが、結果的にこのときの1on1が流川の才能を開花させることになりました。

実力もさることながら容姿も整っているため、女子からのファンレターも届いていると作中で明かされています。

・「バスケがうまいし、とにかくキャラクターがおもしろいです」(39歳男性)

21位 相田 彦一(あいだ ひこいち)

21位にランクインしたのは陵南高校1年で控えポイントガードの相田 彦一(あいだ ひこいち)です。

「要チェックや」「アンビリーバブルや」という口癖は多くの読者の印象に強く残っているのではないでしょうか。ユニフォームはもらっているものの試合に出ることはなく、マネージャー業務や応援を担当しながら、有名選手の情報収集にも手を抜きません。

相田は、湘北対翔陽の試合を観戦していた際、自分と同じく身長の低い宮城が司令塔として大きな選手をかわし走り回っている姿を見てから、宮城を目標にしています。

21位 田岡 茂一(たおか もいち)

同率で21位に選ばれたのは神奈川の強豪・陵南高校で監督を務める田岡 茂一(たおか もいち)です。学生時代はスター選手で、海南大付属高校の監督・高頭 力(たかとう りき)とはその頃からライバル関係にありました。

田岡監督は厳しい指導が有名で、陵南の練習量は他を圧倒しています。優秀な選手の獲得にも尽力していますが、三井・宮城・流川のスカウトには失敗しており、彼らがそろって湘北へ行ってしまったことを気にしていました。

21位 岸本 実理(きしもと みのり)

同じく21位となったのは豊玉高校3年でパワーフォワードの岸本 実理(きしもと みのり)がランクインしました。

幼なじみの南とともに、クビになった北野前監督のためにも彼の教えを貫いて豊玉高校を強くすることを目標にしています。喧嘩っ早く非常に短気な性格のため、湘北戦で調子を落とした南に対し、試合中にもかかわらず激怒。さらに、仲裁に入った金平に暴言を吐いた結果殴られています。

ケガで一時交代していた南から北野前監督が来ていることを聞き心を入れ替えますが、惜しくも試合時間が足りず湘北に敗れてしまうのでした。

21位 深津 一成(ふかつ かずなり)

同率で21位にランクインしたのは、山王工業3年でポイントガードの深津 一成(ふかつ かずなり)です。

どちらかと言えば周りをいかすタイプの司令塔ですが、オフェンス力も高いためマッチアップの相手が低身長なら自身も積極的に攻撃に組み込みます。語尾に「ピョン」を付ける不思議な一面もありますが、バスケの実力は本物。

冷静でどんな状況でも動じることがないため、チームメイトからも信頼されている人物です。

『スラムダンク』の主要登場人物(湘北高校と他校)一覧

以下にスラムダンクに出てくる主要な登場人物をチーム(高校)ごとに一覧形式でまとめました。

湘北高校のキャラクター

湘北高校
桜木花道
流川楓
赤木晴子
赤木剛憲
三井寿
宮城リョータ
木暮公延
安西先生

陵南高校のキャラクター

陵南高校
魚住純
仙道彰
福田吉兆
相田彦一
田岡茂一

海南大附属高校のキャラクター

海南大附属高校
牧紳一
神宗一郎
清田信長
高頭力

山王工業高校のキャラクター

山王工業高校
深津一成
一ノ倉聡
沢北栄治
河田雅史
野辺将広
河田美紀男
堂本五郎

『スラムダンク』の人気選手ランキング

今回のランキングから非プレイヤーを除外した純粋な「人気選手ランキング」は以下のようになりました。

1位 桜木 花道(さくらぎ はなみち)【46.8%】
2位 流川 楓(るかわ かえで)【13.8%】
3位 三井 寿(みつい ひさし)【9.0%】
4位 赤木 剛憲(あかぎ たけのり)【3.7%】
5位 仙道 彰(せんどう あきら)【2.3%】
6位 宮城 リョータ(みやぎ りょーた)【2.0%】
6位 木暮 公延(こぐれ きみのぶ)【2.0%】
8位 牧 紳一(まき しんいち)【0.6%】
9位 魚住 純(うおずみ じゅん)【0.3%】
9位 福田 吉兆(ふくだ きっちょう)【0.3%】
9位 清田 信長(きよた のぶなが)【0.3%】
9位 藤真 健司(ふじま けんじ)【0.3%】
9位 花形 透(はながた とおる)【0.3%】
9位 南 烈(みなみ つよし)【0.3%】
9位 沢北 栄治(さわきた えいじ)【0.3%】
16位 相田 彦一(あいだ ひこいち)【0.0%】
16位 岸本 実理(きしもと みのり)【0.0%】
16位 深津 一成(ふかつ かずなり)【0.0%】

スラムダンクの人気キャラクターランキングを紹介しました

連載開始から30年以上たった現在も、その人気が衰えることのない『スラムダンク』には、熱い思いを持つ人物が数多く登場します。すべてをかけて全力で打ち込む姿、バスケを通して人間的に成長していく姿に、思わず心を奪われてしまうのでしょう。

2022年12月3日に公開の劇場アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』も大ヒットを記録しています。この作品の公開をきっかけにより一層、スラダンファンが増えることは間違いないと言えそうです。

あなたが好きなキャラクターは何位にランクインしていましたか?

調査時期: 2022年9月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計505人(男性: 395人、女性: 110人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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