エイチームは10月6日、「マイナポイント第2弾に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月5日、全国の18歳以上の男女650名を対象にインターネットで行われた。

  • マイナポイント第2弾の申し込み状況

    マイナポイント第2弾の申し込み状況

調査によると、「マイナポイント」の認知度は約95%。一方、9月上旬時点でマイナポイント第2弾を申込んでいない人は63.5%と、マイナポイント第1弾よりも付与されるポイントが増加したにも関わらず、第2弾の申し込み者数の増加には至っていないよう。

第2弾を申し込まなかった理由を3つの施策別に確認したところ、「マイナンバーカードの新規取得等」(申し込みしていない人の割合79.4%)は、「第1弾に申し込んでいた」がダントツの68.3%。「マイナンバーカードの健康保険証」(同90.0%)については、「メリットが分からなかったから」(40.0%)、「トラブル防止のためにも持ち歩きたくなかったから」(35.0%)という理由。「公金受取口座の登録」(同82.4%)は、「情報漏洩などのトラブルに不安を感じたから」(31.5%)、「メリットが分からなかった」(25.7%)という理由が目立った。

  • マイナポイントに紐付ける決済サービス

    マイナポイントに紐付ける決済サービス

次に、「マイナポイントに紐付ける決済サービスは何を選びましたか?」と尋ねたところ、「QR・バーコード決済」が37.2%と最も多く、次いで「電子マネー」(35.7%)という結果に。

付与されたマイナポイントの使い道を聞くと、生活費だけでなく、税金や公共料金などに利用する人もいるよう。また、申し込みの際に注意するべき点として、紐付ける決済サービスの選び方やパソコンでの申し込みの際に機器が必要であることを挙げる人が多く見受けられた。

最後に、今後のマイナポイント事業に期待したいことを聞いたところ、「ポイント付与額の増加」(26.0%)が最多に。マイナポイント第1弾のときと比べ、「マイナンバーカード作成の簡易化」よりも「ポイント付与額の増加」を希望する人が増えた。