オリコン エムイーは9月15日、「スマホ決済サービス」の利用実態レポートを発表した。調査は4月5日~15日、スマホ決済サービスを週に1回以上、かつ1ヶ月以上継続利用した18~84歳の男女5,097を対象にインターネットで行われた。対象企業は16社。

  • マイナポイント取得のために登録したキャッシュレス決済

    マイナポイント取得のために登録したキャッシュレス決済

マイナポイント取得(付与)のために登録したキャッシュレス決済サービスを教えてもらったところ、「PayPay」(15.5%)が最も多く15.5%。性年代別にみると、「男性全体」「男性10・20代」「男性50代」「男性60代以上」「女性全体」「女性40代」「女性50代」「女性60代以上」で1位に。

次いで、「男性30代」「男性40代」「女性30代」でトップだった「d払い」(13.3%)が2位に、「女性10・20代」でトップだった「楽天カード」(12.4%)が3位となった。

  • 投資疑似体験「ポイント運用」サービス利用について

    投資疑似体験「ポイント運用」サービス利用について

現在、一部のスマホ決済サービスやQRコード・バーコード決済サービスでは、日々の買い物やサービス利用で貯めたポイントを元手に“投資の疑似体験”ができる「ポイント運用」サービスを提している。

そこで、おもに決済アプリ上で「ポイント運用」サービスを提供している、au PAY/d払い/楽天Edy/楽天ペイ/PayPayのいずれかをメインで利用している回答者3,875名を対象に、「ポイント運用のサービスを利用していますか(していましたか)?」と質問したところ、46.1%が「利用している(していた)」と回答。性年代別に見ると、「男性全体」(50.6%)の方が「女性全体」(39.2%)よりも多く、また「10・20代男性」では55.5%と高かった。

  • 「ポイント投資」サービスの利用について

    「ポイント投資」サービスの利用について

次に、証券会社で金融商品を購入する際、ポイントを一部または全部利用することができる「ポイント投資」サービスについて調査を行った。

「ポイント投資」サービスをおもに提供している、au PAY/d払い/楽天Edy/楽天ペイ/LINE Pay のいずれかをメインで利用している回答者3,149名を対象に、「メインで利用しているスマホ決済を利用して獲得したポイントを、ポイント投資に利用していますか?」と尋ねたところ、20.3%が「利用している」と回答。また、「利用していないが、今後の利用を検討している」は29.8%に上った。

性年代別に見ると、「10・20代男性」が30.2%で最多に。女性では「30代」が17.9%で最多となり、今後のサービス利用検討者は、男女ともに「30代」が最も多かった。