「Bike Life Lab supported by バイク王」はこのほど、「再び売却した際に高値の付くバイク」=「“リセール・プライス"の高いバイク」の上位10車種を発表した。調査期間は2022年6月〜9月。

■総合ランキング

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・CB400 SUPER FOUR 160.4Pt
2 ホンダ・CB400SUPER BOLD'OR 136.4Pt
3 ホンダ・クロスカブ 110 123.6Pt
4 ホンダ・GB350 119.3Pt
5 ホンダ・モンキー125 116.4Pt
6 ヤマハ・YZF-R7 ABS 116.0Pt
7 ホンダ・レブル 1100 DCT 114.9Pt
8 ホンダ・GB350 S 113.6Pt
9 ホンダ・レブル 1100 113.0Pt
9 ホンダ・CB1100RS 113.0Pt

第42回目となる今回は、第41回に引き続きホンダ「CB400 SUPER FOUR」が首位に輝いた。

  • ホンダ「CB400 SUPER FOUR」

「CB400 SUPER FOUR」は、1989年にカワサキ「ZEPHYR」が発売されたことによってネイキッドブームが盛り上がりつつあった1992年に発売されたバイク。水冷4気筒DOHCエンジンを搭載したこの車両は、発売後もエンジンに可変バルブ機構「ハイパーVTEC」の採用や吸気系をキャブからPGM-FIに変更するなど、発売してからも進化を遂げてきた。

現在、新車として販売している400ccクラスでは唯一の直列4気筒エンジン搭載の車両で、今でもネイキッドの代表格として君臨している。クセのない乗り味のロングセラー車として、教習所でも教習車として使われ続けている。

いわずと知れた人気車種である「CB400 SUPER FOUR」だが、2022年4月28日、ホンダモーターサイクルジャパンは排出ガス規制に対応することなく、惜しくも生産終了とする旨を発表した。

生産終了の情報が出てからも、社外メーカーから「CBX400F」を彷彿とさせるデザインの外装キットが発売されるなど注目を集め、多くの人たちから愛されるモデルとなっている。

■排気量別ランキング上位5位

■原付一種・二種

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・クロスカブ 110 123.6Pt
2 ホンダ・モンキー125 116.4Pt
3 ホンダ・PCX e:HEV 104.9Pt
4 ホンダ・スーパーカブ C125 104.5Pt
5 ホンダ・スーパーカブ 110 101.7Pt

■軽二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・レブル 250 100.0Pt
2 ホンダ・PCX160P 99.4Pt
3 ホンダ・CRF250L 97.1Pt
4 ヤマハ・ADV150 94.0Pt
5 ホンダ・FORZA 90.2Pt

■中型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・CB400 SUPER FOUR 160.4Pt
2 ホンダ・CB400SUPER BOLD'OR 136.4Pt
3 ホンダ・GB350 119.3Pt
4 ホンダ・GB350 S 113.6Pt
5 ヤマハ・SR400 100.9Pt

■大型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ヤマハ・YZF-R7 ABSレブル1100 116.0Pt
2 ホンダ・レブル 1100 DCTレブル1100 DCT 114.9Pt
3 ホンダ・レブル 1100Z900RS 113.0Pt
3 ホンダ・CB1100RS 113.0Pt
5 ホンダ・CRF1100L DCT 102.5Pt

「リセール・プライス」はバイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指す。2022年10月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に「リセール・プライス」をポイント化。ポイント数が高いほど「リセール・プライス」が高いと想定できる。

同指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る「バイク王」のデータを基に、「Bike Life Lab」が独自に集計したもの。バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としているという。

算定基準は、以下の通り。

・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2022年10月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2022年10月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、「Bike Life Lab」独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする