音楽ユニット・TRFのSAMが、きょう24日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。

  • マツコ・デラックス(左)とSAM=日本テレビ提供

来年で30周年を迎えるTRF。60歳にして相変わらずキレキレのダンスを見せるダンサー・SAMは、実は還暦目前にアメリカの大学の通信教育で「ジェロントロジー」の修士号を修得していた。

ジェロントロジーとは、加齢による心と体の変化を研究し、高齢化社会の様々な課題を解決することを目的とした学問で、加齢のメカニズムや、100歳以上の健康な人の食事や生活習慣をひも解き、生活に取り入れる方法などを学ぶ。代々、医者家系でもあるSAMが考案したのが、高齢者向けのダンス「ダレデモダンス」。転倒や骨折を防ぐため、股関節を柔らかくする動きなどが組み込まれており、目標は100歳まで動ける体づくり。参加者は「ラジオ体操よりダンスの方がリズムがあって楽しい」と語る。

医者家系でありながらダンサーになり、いまは健康を目的としたダンスに携わる自身の人生について、「ダンスを通して高齢者の人を元気にするという目標があるので、一周回って人助けしてるみたいな。カルマを感じる」と話す。ジムに行こうとした矢先にコロナになったというマツコ・デラックスが単刀直入に「どうしたらいいですか?」と聞くと、SAMは「まずは家の中で動く習慣つけちゃった方がいいんですよ。その延長線上にジムがある」と答える。「100歳以上の長寿が多い地域をブルーゾーンというんですが、その人たちの生活習慣に長寿のヒントが隠されている」と語るSAMに、自身の経験と学びから得た老化との向き合い方、予防方法を聞く。

さらに、ダレデモダンスのショートバージョンにマツコも挑戦。実際にダンスを体験したマツコは「1人でやるよりも楽しい! おじいちゃん、おばあちゃんたちが楽しいのが分かる!」と絶賛。SAMが教える「100歳まで動ける体づくり」とは…。