アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『新・信長公記(しん・しんちょうこうき)~クラスメイトは戦国武将~』(毎週日曜 22:30~)第9話が18日に放送された。(※以下ネタバレを含む)

  • 『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』より=読売テレビ提供

第9話では、とうとう『新・信長公記』の全ぼうが明らかに。これまで武将たちの戦う様を楽しんでいた理事長(柄本明)が「わしなんじゃよ、武将のクローンを作り上げた張本人は」と黒幕であったことを告白。さらに理事長とともにクローンを生み出した博士を幼少期に殺めた事実に苛まれ、孤独な道を歩む決意をしていた徳川家康(小澤征悦)だったが、その事実は理事長によって作られた記憶で、実際に博士を殺めたのは理事長だったという事実も判明する。また、クローン技術が未完成なまま生み出された武将たちは18歳までしか生きられないという事実を知った黒田官兵衛(濱田岳)は戸惑いを見せる。それぞれの武将たちが突き付けられた事実を前に葛藤する一方で、織田信長(永瀬)は初めから全てを知っていた事をみやび(山田杏奈)に明かし、みやびは言葉を失うのだった。

そして信長は家康に宣戦布告し、互いに旗印を掲げ最後の頂上決戦が巻き起こる。クラスメイトたちが固唾を飲んで見守る中での死闘の末、信長の拳を受けた家康は膝をつき倒れ落ちる。しかし信長はとどめを刺すことはせず、家康に「ここからはお前の力が必要なのだ」と熱く語りかける。理事長に作られた過去の記憶のもとで暴虐の限りを尽くしてきたことを思い悩んでいた家康は「こんな俺でも変われるのか……」と涙を流し信長の手をとった。

頂上決戦で勝利を収めた信長は「戦いはまだ終わっていない」と宣言し、これまで甲冑姿で正体が明かされていなかった総長に戦いを挑む。学園を支配していた総長、その正体はこれまで水晶の中に浮かんで「AI」として存在していた理事長自身だった。残す物語は1話。それぞれがクローンの宿命を背負い、いよいよ最後の黒幕・理事長との対決へ。クローン武将たちは自身の宿命に抗って運命を変えることは出来るのか。

第9話は現在TVerで見逃し配信中。