アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『新・信長公記(しん・しんちょうこうき)~クラスメイトは戦国武将~』(毎週日曜 22:30~)第8話が11日に放送された。(※以下ネタバレを含む)

  • 『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』=読売テレビ提供

徳川家康(小澤征悦)に強い恨みを持つ、クローンを生み出した博士(酒向芳)の息子(波岡一喜)の意のもと、ペリー、ジャンヌ・ダルク、始皇帝ら新たな敵の手に捕らえられてしまった家康とみやび。これまで暴虐の限りを尽くしてきた家康だったが、織田信長(永瀬廉)はクラスメイトに「俺はこれからの家康を信じたい」と語りかけ、2人の奪還に向けてクラスメイトをまとめ上げる。

特進クラスでは過去の因縁から雪解けを見せる黒田官兵衛(濱田岳)と竹中重治(栁俊太郎)、一度は家康たちを裏切った明智光秀(萩原利久)ら知略に秀でた武将たちが知恵を寄せ合って策を練り上げ、敵を分散させて始皇帝を誘い出すことに成功。これまでライバルとして戦いを繰り広げてきた武田信玄(満島真之介)と上杉謙信(犬飼貴丈)は、上杉が武田に「願わくば君と一緒に戦いたい」と訴えたことで初めて手を組み、強い絆を垣間見せながら始皇帝を迎え討ち、死闘の末に打ち勝った。さらにジャンヌ・ダルクと伊達政宗(三浦翔平)に秘められた過去も紐解かれ、ジャンヌが過去に伊達を守れなかったことを悔いていることが明かされる。そんな彼女に伊達は「もう、苦しまないでくれ」と手を差し伸べ2人は戦いの手を止めるのだった。

一方で敵の本陣の目の前までたどり着いた信長は「俺の役目はここまでだ」と言って最後の策を信じて座り込む。最後の策、それは「捕らえられた家康自身が立ち上がり、自身の手で敵に打ち勝つ」という目論見で、家康を信じた信長は「家康が加わって初めて成立する策」を打ち立てていた。豊臣秀吉(西畑大吾)が「最後の一手はお前や」と訴えかけ、息子は「そんな言葉こいつが耳を貸すはずがないだろう!」と吐き捨てる中で、最後には家康が特進クラスの作戦にのって立ち上がり、特進クラスの勝利で戦いは幕を閉じた。

残すところ2話。学園天下獲りの行方、そして第1話のラストで映し出された特進クラスの武将たちの「遺影」の謎とは。

第8話は現在TVerで見逃し配信中。