家族が寝込んでいたら心配になりますよね。布団を顔まで被っているとしたら余計心配になり、どうしたのか聞きたくなります。

ある日、漫画家の湖西晶さん(@akikonishi)のご主人も、寝込んでいる湖西晶さんを心配して話しかけていたそうです。しかし、一生懸命話しかけていたのは実は湖西晶さんではなかったのです。

  • ※画像はイメージです

そんな怖いようでとっても面白いエピソードをご紹介します。

夫くんよ
あなたが大丈夫? 返事できないくらいしんどい? と一生懸命話しかけている嫁のベッドで布団にくるまっているそれは嫁ではなくIKEAのサメです
(@akikonishiより引用)

布団にくるまっているサメのぬいぐるみを湖西晶さんだと思って話しかけていたとは……想像するととても面白いですね。その光景を発見したら、そっとしておくべきか、ツッコむべきか迷ってしまいます。できれば気づくまでそっと見守っていたいような気も。

こちらのツイートに13.4万件のいいねが寄せられ(9/12時点)、コメントでは「何でそうなった」「夫の愛を感じる」「嫁の不調にいつも気遣う夫の鏡やん」といった声が寄せられています。

また、「よめならぬさめってね! 」「さめざめと泣くしかない」「それは青ザメましたね」「愛サメてんなぁ」といった上手な返しをしている方も。センスが光っていますね。コメントを見て思わず笑ってしまいました。

その後のご主人の反応も気になりますね。投稿主である湖西晶さんにお話を伺いました。

ーーIKEAのサメだと分かった時ご主人はどんな反応をされていましたか?
寝室から話し声が聞こえるので覗いたところ、夫はぽかんとこちらを見て、サメのくるまれた布団とわたしとに視線を交互し、しばし無言ののち「ちゃうねん」とのたもうておりました。

ーーご主人はよくこういったうっかりをされるのでしょうか?
夫は裸眼視力0.1以下と視力が低いのですが、判断力もわりと近視眼的で、思い込みにとらわれやすくちょいちょいおかしな挙動をしますね……まさにそのとき背中に背負っているリュックを探してうろうろしてる姿を見かけたりします。

ーー今回のツイートに多くの反応が寄せられていますが、率直な感想を教えてください。
老後の人生の振り返りに、と瞬間瞬間のふんわりした印象を記録する感覚でツイートすることが多いのですが、今回はまさにそれで反響なんて予想もしていなかったので驚いています。


「奥さんだと思って話しかけていたら実は奥さんではなかった」だけ聞くと少し怖いように感じますが、蓋を開けてみると面白くてほっこりするエピソードでした。ご主人も素敵な方ですね。

ちなみに、漫画家である湖西晶さん(@akikonishi)の著書、『怖い4コマことわざ事典』(イースト・プレス)が7月に発売されました。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!