フジテレビのバーチャル空間イベント『バーチャル冒険アイランド』(8月11日~28日)で、メタバースとNFT販売を融合させた「お笑いネタバトルイベント ネタバース」の二次流通が、13日正午からスタートする。

  • 真空ジェシカ=フジテレビ提供

「お笑いネタバトルイベント ネタバース」では、ハリウッドザコシショウ、吉住、かが屋、ザ・マミィ、東京ホテイソンなど、お笑い賞レースのチャンピオンやファイナリストら18組がネタ動画を販売。1本3,000円で限定10本ずつ計180本がNFTで即完売した。さらに、ネタ動画を購入したユーザーには、その芸人がネタバトルで勝利すると、もう1つ新たなNFT動画をもらえるという特典がついてきた。

今回のネタバトル本番で勝利した4組の芸人(モグライダー、ストレッチーズ、タイムマシーン3号、ゾフィー)の新たなネタ動画、10本ずつ計40本が、まだ市場に出回っていない激レア動画として存在しているということになる。これら40本の動画も、13日正午に流通解禁となるが、果たして市場に出回るのか。

ネタバトルに参加した真空ジェシカのガクは「動画の転売が解禁されるそうです! 売ってもよし! 転がしてもよし! グッドな転売ができると出演者もラッキーらしいので、たくさん売り転がししてください!」、川北茂澄は「勘違いすんなよテメェ、ケンカに転売はねぇぞ。もちろんケンカはしてません(笑)」とコメントした。

さらに、来年春には、海外での取引流通網(Open Sea)も開通予定であることが発表された。Open Seaは、世界最大規模のNFTマーケットで、世界中のNFTコレクターが買い物をする場所。期待を上回る金額で取引されることや、“第2のピコ太郎”が誕生する可能性もある。

そして、「お笑いネタバトルイベント ネタバース」の模様が、同じく13日正午からFODで配信されることが決定した。

■「ネタバース」企画・プロデュース:近藤真広氏コメント
ミュージシャンはヒット曲を歌うと、どんなに繰り返し聞いた曲でも拍手喝采で受け入れられるのに、お笑い芸人は同じネタを披露すると、「前にも見た」「また同じヤツやってる」とそっぽを向かれてしまいがちです。“芸人さんのネタ動画をNFTで販売する”というアイデアは、そんなエンタメ業界の“常識”を変えたい、という思いから生まれました。

芸人さんのネタが、NFTと結びつくことで値段がつき、場合によってはさらに価値を上げていく。それはまさに“ネタの楽曲化”。ミュージシャンのヒット曲と同じように、お笑い芸人のこん身のおもしろネタが時代を超えて残っていくわけです。ですから、今回の二次流通の解禁で、芸人さんのそれぞれのネタがどのようにマーケットで取引されるか、非常に楽しみです。おかげさまで、一次販売では、わずか3日で完売してしまい、欲しくても手にできなかったユーザーさんも多かったと思います。NFTにはシリアルナンバーが付いているので、同じネタでもNo.1だといくらになるとか、その辺りも興味深いですね。

また、バーチャルのネタバトルイベント「ネタバース」で勝利した芸人さんたちのNFTは、まだマーケットには出回っていない激レアものです。この新たな4作品は果たしてマーケットに出回るのか?そしていくらで取引されるのか?取引が盛り上がるほど、お笑いの地位が向上してエンタメの常識がひっくり返るかもしれないので、今からとてもワクワクしています。来年の春には『Open Sea』という海外での取引もできるマーケットとも繋がる予定です。そうなったら、ジャスティン・ビーバーがピコ太郎の動画をシェアしたように、海外のセレブが今回の18組の芸人さんのネタをトンデモない金額で購入する、なんてことが起きるかも…夢は膨らみますね!こんなことなら、自分でもNFT買っておくべきでした。いや、今回の二次流通で手に入れたいと思います(笑)

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