俳優の上川隆也が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(毎週木曜20:00~)第6話がきょう18日に放送される。

  • 左から藤真利子、上川隆也、栗山千明=テレビ朝日提供

上川隆也演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。第6話では高級有料老人ホームで働く女性スタッフ・内藤明日香(高田里穂)が公園の階段から突き落とされて殺害される。死因は階段から突き落とされたことによる脳挫傷だったが、首には転落する直前何者かに首を絞められた索状痕が残されていた。糸村は遺留品から使い古された軍手を発見。焦げた指先には緑色の粉末が付着しており、彼女がこの軍手をどんな用途で使っていたのか疑問を抱く。

捜査を進めたところ、明日香はホーム入居者の磯貝早苗(藤真利子)と実の母娘のように仲良く交流していたことが判明。ところが最近2人の間にトラブルがあったことが発覚し、早苗には確固たるアリバイがないことも分かる。そして2年前までパティシエとして洋菓子店で働いていた明日香の過去が浮上。彼女のパティシエ時代を探った糸村は、明日香が夢をあきらめるきっかけとなった事件に行き当たる。

疑惑の資産家女性・早苗を演じるのは、ベテラン女優・藤。プライドが高く勝ち気な早苗を表現する。そして被害者・明日香を演じるのは『仮面ライダーオーズ/OOO』(10~11年)のヒロイン役で知られる高田。パティシエという仕事を夢半ばであきらめ、新たな道を歩みはじめた矢先に不慮の死を遂げることとなった女性を丁寧に熱演する。