ABEMA公式アナウンサーに就任した貴島明日香が13日、都内で行われた「FIFA ワールドカップ カタール 2022 開幕100日前イベント」に登壇。イベント後に取材に応じ、アナウンサー就任の心境や意気込みを語った。

  • 貴島明日香

貴島はABEMA公式アナウンサーとして、全64試合をABEMAにて無料生中継する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」関連番組やニュース番組に今年10月より出演するほか、プロレスや格闘技などの大会を中継する「格闘チャンネル」などにも出演予定だという。

ABEMA公式アナウンサーとして初仕事となったこの日のイベントで、クイズに正解して30秒の自局PRタイムを獲得してABEMAをアピールした貴島。イベントには、フジテレビの佐久間みなみアナウンサーとテレビ朝日の安藤萌々アナウンサーも参加していたが、「30秒でどうやってPRをするか、収めるか。他局のアナウンサーの方々がいらっしゃったので、見ているとさすがだなと。すごく刺激をいただきました。収めるっていうのは難しいなって思いました」と感想を語った。

アナウンサーとして磨いていきたいスキルと聞かれると、「いろいろなABEMAの番組に今後出させていただく機会があると思いますが、今まではお天気をお伝えすることをしてきたんですけど、サッカーの魅力をお伝えするってなったときに、やっぱりお天気と違うって思うことがたくさんあって。なので、スポーツの楽しみ方や魅力を伝えるには勉強が必要だなと感じました」と答えた。

サッカーの勉強はすでに始めていると言い、「初心者なので、『FIFA』と『ウイイレ』(ウイニングイレブン)を買いまして、ゲームでまずは勉強しようと思って励んでいます」とにっこり。アナウンサーからもアドバイスをもらったそうで、「『テレビでまとめられているのを見るのが一番わかりやすいと思うよ。選手の動きとか名シーンを見て勉強するとこの人はあのゴールの人だってつながっていくから、映像を見るのが大事だよ』ってアドバイスしてもらいました」と明かした。

日本テレビ系『ZIP!』のお天気キャスターを5年間務めた貴島。お天気キャスターとしての経験がアナウンサーにも生きそうか聞かれると「どうなんでしょう。頑張ります!」と返したが、5年間で得たものは大きかったようだ。

「お天気キャスターに関しては本当に右も左もわからず、人前で話すのも苦手でしたし、カメラの前に立って笑顔を作ることもそれまであまりしてこなかったので、表情や声のトーン、言葉だったり、状況にあわせて伝えるために工夫することはすごく学ばせていただいたかなと思います」

さらに、「お天気は基本的には明るくお伝えすることが一番でしたが、時には人の命がかかわっているような災害のこともお伝えしていたので、そういうときは実際に聞く人の気持ちに立ちながらお伝えしていたと思います」と振り返った。