キャスターの大越健介が10月より、テレビ朝日系報道番組『報道ステーション』の金曜日も担当することが10日に発表された。

  • 大越健介=テレビ朝日提供

昨年10月、月~木曜のメインキャスターに就任した大越キャスターが、1年という節目を機に金曜日にも出演。現在担当している徳永有美キャスター、テレビ朝日の板倉朋希アナウンサーと手を組み、新たな“金曜『報ステ』”を届けていく。

NHKで政治部記者、ワシントン支局長などを歴任し、2010年から5年間『ニュースウオッチ9』のキャスターを担当してきた大越キャスター。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後の今年3月には自らウクライナ避難民が押し寄せるポーランド国境地帯へ赴いて取材し、避難民の生の声を通じて「戦争の悲惨さ」を伝えた。

金曜『報ステ』は「よりカラフル」、そして「より深く、力強い」番組を目指し、世界や日本の動きをしっかりと伝えていく一方で、平日からオフモードへと入る金曜夜の空気感を大切にしながら、大越キャスターがさまざまなジャンルの取材や企画にも挑戦していく。 コメントは以下の通り。

■大越健介

報道ステーションのキャスターとして2年目を迎えることになりました。ロシアによるウクライナへの侵攻は世界を大きく変え、日本の針路にも転機をもたらしました。コロナ禍も続く中、的確な取材と表現によって社会課題を照らし出す報道の役割は一層大きくなっています。2年目からは金曜日も含めてキャスターを務めます。現場にもこれまで以上に足を運び、チーム一体となってより良い番組作りに努めてまいります。