JR東日本仙台支社・新潟支社は9日、大雨の影響で磐越西線喜多方~山都間の濁川橋りょうが倒壊し、復旧に時間を要することから、不通区間となる喜多方~野沢間にて8月10日以降、バスによる代行輸送を当面実施すると発表した。

  • バスによる代行輸送の実施区間(提供 : JR東日本仙台支社・新潟支社)

バスによる代行輸送は喜多方~野沢間で実施し、代行バス乗り場は喜多方駅の駅前広場、山都駅の駅前広場、荻野駅の駅前広場、尾登駅の駅前道路、野沢駅の駅前広場となる。

代行バスの運賃は列車と同額で、有効な乗車券類で乗車できるが、「Suica」等の交通系ICカードは利用できないため、あらかじめ利用区間に必要な乗車券類の購入が必要となる。定期券を持っている場合、バス運転手に定期券を提示することで利用でき、無人駅から乗車する場合など、あらかじめ乗車券類を購入できない場合は、降車の際に現金を駅集札箱に投入して利用することになる。

なお、代行バス車内で精算や両替は行えないため、あらかじめ小銭を準備するよう呼びかけている。精算できない場合は運転手から「乗車駅証明書」を受取り、駅係員に支払う手順となる。