元AKB48でタレントの高橋みなみが、5日に配信されたABEMAの恋愛バラエティ番組『私たち結婚しました 3』#10 最終回1時間スペシャルに出演し、俳優の佐野岳と女優の島崎遥香の“疑似結婚生活”終了を見届けた。

  • 『私たち結婚しました 3』#10より高橋みなみ (C)AbemaTV,Inc

同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズンゲストして元AKB48の高橋が登場。シーズン3では、佐野と島崎のペア、中田圭祐と川島海荷ペアの疑似結婚生活に密着した。

5日配信の#10では、佐野が自身主催の個展に島崎を招待。「1枚だけぱるちゃんに描いた絵がある」とサプライズがあることを明かした佐野は、鏡を絵の中に取り入れて自分の姿が絵の中に映る作品で、「お花もきれいだけど、(鏡を見て)お花よりもっと綺麗な人見つけた、みたいな……」と照れくさそうに島崎を褒めながら作品を紹介した。このサプライズに島崎は「やっぱり芸術肌。すごい感動した」と嬉しそうな表情を浮かべていた。

さらに、北海道旅行で作ったビールグラスとかき氷用の器が自宅に到着すると、夫婦最後のデートとして酒蔵に向かうことに。手作りグラスにビールを注ぎ、夫婦最後の乾杯を交わすと、島崎はおいしそうにビールを飲み干す佐野を優しい目で見つめた。帰り際には突然、島崎から佐野へ手作り絵具のプレゼントが手渡されるサプライズも。島崎はアート好きの佐野のために事前に一人で絵具づくりに挑戦しており、「これね、一緒に行きたかったの。すっごい楽しかった」という島崎の言葉に、佐野は涙をこらえながら「ありがとう、これで絵描くわ」と妻からの愛情を噛み締めた。

そして、別れの場所として島崎の好きな橋を訪れた2人は、夕暮れの景色を眺めながら別れを惜しみ、感謝の気持ちを互いに伝え合った。島崎は「お互いの人生の中で、貴重な印象に残る思い出、経験になったんじゃないかな」と結婚生活への満足感を語るも、一方の佐野は「時間が足りないなって思った」と正直な気持ちを告白。結婚生活スタート当初の不安を打ち明けながら、「こんなに嬉しいって思うことも想像してなかったから、自分でもびっくり。俺、結構しっかり、ぱるちゃんにくらってたんだなって」と、夫婦としての気持ちの変化を、涙を浮かべながら吐露した。

本音を伝え合ったあと、島崎が「笑って終われたら嬉しい」と両手を広げ、夫婦初のハグをしながら「また。元気でね。」と涙を流す佐野の背中をそっと叩きながら感謝を伝えた。そして、「じゃあまたいつか。元気でね」と別々の方向へ歩き出した2人だったが、島崎が振り返って「おーい! またねー! 元気でねー!」と大きな声で叫び、笑顔で大きく手を振ると、島崎の意外な行動に驚きながらも佐野は涙をこらえ、手を振り返した。

スタジオで島崎・佐野夫婦の最後を見届けた高橋は、ラスト20分間にわたり号泣。三浦に「(泣くのが)早いのよ」とつっこまれながらも佐野の気持ちに寄り添い、「岳くんは真面目だから繕う自分がいる。それがない自分で対面できる相手に、ぱるちゃんがなってきていた」と推察。「でも(繕わない自分を)見せるのが遅かったかなっていう後悔もあるのかな」と熱弁し、「いいバランスの2人だったんだなって」と感想を語った。