2014年にAKB48チーム8のメンバーとして活動をスタートしてから8年経つが、まだまだ20歳という若さ。今後についてはどのように思い描いているのだろうか。

小栗は「自分に何が合っているのか、何ができるのか、まだ定まっていないので、今はとにかくいろんなことに挑戦して、小栗有以としての実力を上げていきたいです」と、自身の可能性を広げていきたいと考えているようで、「アイドルとしてステージに立つことはすごく好きで、自分が一番輝ける場所はそこだと思っています」とアイドル業への思いも強調。

その上で、「芝居がすごく楽しいなと感じているので、いろんな役ができる女優になっていきたいと思いますし、女優として培ったものをAKB48グループにも生かしていけたら。グループに貢献したいと思いながら活動しているので、個人としての知名度をもっと上げたり、演技力も磨いていけるように頑張りたいです」と女優業への思いを語った。

女優としては、AKB48の卒業生で、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で朝ドラヒロインも務めた川栄李奈の活躍を、憧れの眼差しで見ているという。

「大先輩の川栄さんはアイドルから女優さんに進み、朝ドラにも出演されたのですごく素敵だなと思いますし、私もいつか朝ドラに出演したいなと。川栄さんとは時期がかぶっていたので、一緒にステージにも立っていた先輩が女優さんとしても活躍されている姿はすごく刺激をもらいます。私も朝ドラヒロインを目指して頑張りたいです」と目を輝かせた。

そして、『パパムス』について「パパとムスメが入れ替わってしまうというコメディ要素に加え、キュンキュンする作品になっているのですが、私も律子としてドラマを盛り上げています。明るい律子ですが、抱えているものもあって、繊細な演技にも注目していただけたら。また、律子は今流行っているヘアアクセサリーをたくさん取り入れているので、ヘアチェンジにも注目してください!」とアピールした。

■小栗有以
2001年12月26日生まれ、東京都出身。AKB48チーム8・チームB所属。2014年、AKB48チーム8メンバーとして活動をスタート。2018年、AKB48 52ndシングル「Teacher Teacher」にてシングル表題曲初のセンターを務める。2020年1月に発売した1st写真集『君と出逢った日から』はオリコン写真集BOOKランキング1位を獲得。女優としては今年、『恋に無駄口』で連ドラ初ヒロインを務め、『AD・オグリの事件簿』でAKB48グループのドラマ以外で初の単独主演を務めた。

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