パパ役の眞島の仕草を見て参考にし、さらに眞島からアドバイスももらっているという。

「こう言ったらいいよってセリフを実際に言ってくださったり、こうしたらもっとおじさんっぽく見えるよ、などアドバイスを直接いただきました。そのアドバイスを参考にさせていただいて探り探りやっています。立ったり座ったりする動作のときに『あ~』と吐息をもらしたり、『よいしょ』と言ったりするとすごくおじさんっぽく見えるよ、というアドバイスをいただいたので、いろんなところで『あ~』ってやっています(笑)」

撮影を重ねて飯沼自身もややおじさん化しているようで、「『あ~』って言ってしまったり、よく腕を組んでいたり。スタッフさんから『板についてきたね』って言っていただいています(笑)。でも、もともとキャピキャピしているタイプではないのであまり変わらないかもしれません」と笑った。

飯沼が眞島に女子高生の口調や仕草についてアドバイスすることも。「眞島さんから『こういう言葉って使ったりする?』『こういう仕草のときはどうする?』っていう質問には、『こういう風に言うかもしれないです』って意見を出し合いながら撮影しています」

そして、眞島の女子高生演技を大絶賛。「JKよりJKというか、女の子よりかわいいです。目がキュルキュルしていて、完全に健太先輩に恋している小梅ちゃんですから(笑)。口調も仕草も目のキラキラ具合も完全に恋している女の子で、視聴者の皆さんには眞島さんのJK姿を凄く楽しんでいただけると思います」と述べ、「あんなにかわいい小梅ちゃんを私ができるか、元に戻った後の小梅ちゃんを演じるのが少し不安です(笑)」とも話した。

眞島との共演は飯沼にとって大きな経験になっているようで、「眞島さんはお芝居がすっごく魅力的で、勉強になるなって思うことばかりです。眞島さんとお芝居できていることがすごく楽しくて幸せだなと、毎日実感しています」としみじみ。

「声が素敵だし、発想も面白いですし、コメディの演技もすごく魅力的で。見てくださる方に笑っていただくってけっこう難しいことだと思うんですが、眞島さんの演技を見たら絶対笑っちゃうだろうなって。眞島さんとの掛け合いはすごく楽しいです。劇中でのパパとムスメのやりとりは結構多いので、そこも楽しんでいただけたら」と語った。

健太先輩役の長尾については、「実際も年が1つ上なんですけど、すごく明るくて、気さくに話しかけてくださるので、リラックスしてお芝居させていただいています」と印象を語る。

そして、「健太先輩はさわやかで、サッカーもできて、恋に奥手。さわやかさを出すって難しいと思いますが、長尾さん演じる健太先輩は本当にさわやかだなって。見ている方もみんな好きになっちゃうんじゃないかなって思います。料理もできるし、本当に完璧で、そりゃ学校一の人気者だろうなって(笑)」と太鼓判。

「アイドルである長尾さんのキラキラさももちろんあると思いますが、アイドルのときとはまた違う一面なのかなって。長尾さんが持って生まれた魅力がいっぱい詰まった健太先輩になっていると思うので、是非キュンキュンしながら観ていただきたいです」と魅力を伝えた。