テレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(毎週木曜20:00~)の「糸村木動画 観賞会」がきょう20日(20:00)にテレビ朝日公式Youtube、テレビ朝日公式LINE、TELASA(テラサ)で配信される。

  • 左から甲本雅裕、上川隆也、栗山千明=テレビ朝日提供

マイペースで空気を読まない刑事・上川隆也演じる糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。今回は上川、村木繁役・甲本雅裕、神崎莉緒役・栗山千明の3人が、糸村と村木のコンビ、通称“糸村木”による「科捜研シーン」の未公開動画を見ながらトークする特別座談会「糸村木動画 観賞会」を開催する。

“糸村木”とは、上川演じる糸村と甲本演じる科捜研研究員・村木の名コンビぶりからファンの間で名づけられた2人の愛称。2011年スタートの第1シーズンより、糸村が科捜研を訪ねて半ば強引に村木に遺留品の鑑定を依頼するというコミカルなやりとりを繰り広げてきた。観賞会では、現在番組公式Twitterアカウントで公開されている科捜研シーンのノーカット動画2本(「糸村の魔法でおもわず編」=『season6』第5話/「科捜研の男ですから! 編」=『season5』最終回2時間スペシャル)のほか、先週オンエアされたばかりの『season7』第1話の科捜研シーンのノーカット映像も観賞しながら3人が撮影秘話を語る。

甲本は「そもそもなんでカットされるのかわからない!」とボヤきながらも「アドリブを出す以上、シナリオを超えなければいけないと思っている。だから僕はいつもココに命をかけているわけなんです!」と、科捜研シーンにかけてきた思いを熱弁。上川はそんな甲本の決意を「すごいですよね!」とたたえながら、「科捜研シーンの撮影がある日は、朝、必ず甲本氏が僕の楽屋を訪れるんです」と、撮影の朝2人で「ちょっとした打ち合わせ」を行っているという秘密を告白。アドリブ満載の演技合戦については「スリリングですし、それが醍醐味でもあります」と話すが、いったい2人はどのように科捜研シーンに臨んでいるのか。

ほぼ毎回科捜研シーンに立ち会う栗山も「最初は“ここ、舞台なの!?”というようなやりとりの中にポッと入ったので、どうしたらいいか不安でした」「今でも本番で何が起きるかわからない緊張感があります」と苦労を打ち明ける。さらに糸村と村木の絆について、上川はシリーズ初期の“あるエピソード”が2人の関係性を方向づけたと分析する。