1993年に活動休止した4人組バンド・男闘呼組が16日、TBS系音楽特番『音楽の日2022』に出演し、29年ぶりに再始動を果たした。2019年にメンバー4人が27年ぶりに集まり、再始動を決意し、デビューから35年の節目となる2023年8月まで期間限定での活動が決定した。今年10月にはライブも開催する。

  • 男闘呼組

2019年の夏に再会した際、音楽スタジオで久しぶりに音を出し合い、男闘呼組が奏でる音、楽曲に、長い年月を超えた確信を感じ、様々な思いを語り合い、歯車が少しずつ回り始める中で、これまでのファンの方々、リアルタイムで見たことのない人達、同世代の人達、この時代を共に生きる人達に、平和を願い音楽を届けたいという思いが募ったという。

再始動ライブは、10月15日・16日に東京ガーデンシアターにて開催。それぞれ昼夜の2公演を開催し、昼公演は「男闘呼組 1988 第1章」、夜公演は「男闘呼組 1988 第2章」という公演名で実施する。

メンバー4人のコメントは以下の通り。

■成田昭次

今日この発表が無事に行えたのは、ジャニーズ事務所を始めとする関係者の皆様、活動再開を信じて待っていて下さったファンの皆様、何よりメンバーの皆の尽力のおかげです。まずは心よりお礼申し上げます。

今日までに沢山のディスカッションやリハーサルを重ねてきましたが、4人それぞれの時間が過ぎ、より強固になった個性は未だにまとまる事がありません。

でもそのぶつかり合いが『男闘呼組』なのだと改めて気付かされました。

いくつになろうとも、挫折があろうとも、社会や家庭に責任を持ちながら、夢を追う事は出来るのだと、僕らを見て何か感じて頂ければ幸いです。

■高橋和也

ずっとこの日が来ることを夢見ていました。

今は少し信じられないような想いです。

四人が揃って舞台に立てるなら何でもやるつもりです。

もちろんカッコ良くね!!

男闘呼組は俺たちと皆の永遠の憧れなのだから!!

■岡本健一

今までも、これから先も、人生には予想の出来ない様々な出来事が起こります。

信じられないくらいの喜びや、とてつもない哀しみ、ありとあらゆることが世界中に溢れている中で、男闘呼組が再活動します。

メンバー自身で活動を休止した男闘呼組を、約30年も忘れずにいてくれたファンの方々の思い、行動してくれたスタッフの思いに、心から感謝いたします。

ありがとうございます。

映像や写真、活字では伝えきれない男闘呼組の作り出す世界を、是非とも、生のLIVEで体感して下さい。

一刻も早い世界の平和、皆が安心する社会を、強く願っています。

■前田耕陽

1993年に活動を停止して以来、30年ぶりに再び4人揃ってステージに立てることに喜びを感じております。

突然の活動停止に戸惑いながらずっと僕らの再活動を待ってくれていたファンの方々!

メンバーそれぞれが違う道を歩きながらも、やはり原点はここにあったんだというステージを作りたいと思いますので是非、大人になった僕たちを感じに来ていただけたら、、、、

そして、何年も前に事務所を離れた僕の男闘呼組としての再始動を快く受け入れてくれたジャニーズ事務所に感謝すると同時に、この活動で恩返しができたらと思います。

■男闘呼組プロフィール  

【メンバー】
成田昭次 (TOKYO RECORDS) [リードギター] 1968年8月1日生まれ
高橋一也(高橋和也) (アルファエージェンシー)[ベース] 1969年5月20日生まれ
岡本健一 (ジャニーズ事務所*エージェント契約)[サイドギター]1969年5月21日生まれ
前田耕陽(TEAM 54)[リーダー・キーボード] 1968年8月16日生まれ

1988年に「DAYBREAK」でデビュー、その年のレコード大賞新人賞に輝く。楽曲は、当時のハードロック、LAメタルなどの影響を受けたロックを基調とした曲が多い。4thアルバムあたりからセルフプロデュース曲が中心となっていく。代表曲は「DAYBREAK」「秋」「TIME ZONE」。紅白歌合戦には1988年と1989年の2回出場している。