喉の調子が悪くなったとき、トローチにお世話になる人は少なくないと思います。

トローチと言えば真ん中に穴が開いていて、まるで駄菓子の“フエラムネ”を彷彿させますが、なぜ決まってあの形をしているかご存知でしょうか?

  • (@ped_uwabamiより引用)

実は、こんなに合理的な理由があったそうです。

トローチの真ん中に穴が空いているのは、万一誤嚥しても気道が完全に閉塞しないため(窒息防止)です。
 
#理由がなさそうなのに実はちゃんと理由があること
(@ped_uwabamiより引用)

この意外なる事実を教えてくれたのは、小児科医の「うっちー(@ped_uwabami)」さん。

そうです。なんとトローチの穴の正体は笛ではなく、誤って飲み込んでしまったときでも気道を確保し、窒息しないための対策なのだそうです。

確かに、トローチは一般的な薬や飴と比較してもかなり大きいですし、お年寄りやお子さんが誤って喉に詰まらせてしまった場合、危険な状態になってもおかしくありません。

もしかしたら、これまでも真ん中の穴が人知れず多くの人の命を救ってきたのかもしれませんね。ありがとう、真ん中の穴……!

この目から鱗の真実に多くの人々が反応し、ツイートは1万件のリツイート、6万件のいいねを獲得(7月15日時点)。多くのコメントも寄せられました。

「ほー、知らなかったです 笛ラムネにしては音が出ないなと子供の頃から思ってました笑」

「てことはパインアメも…!? 」

「へぇ~~と思う一方、こ の『気付き』を得るために、きっと事故で犠牲になった人がいたんだろうなぁ。」

「ということはドーナツの真ん中に穴が開いてるのもまさか……! 」

「目から鱗でした(;゚д゚)」

「舌入れて遊ぶためだと思ってた」

「子供の頃、五円玉を飲み込んでしまったことがあり同じように穴が空いていたので助かった過去があります」

また、実際に「一回喉詰まったことあるんですけど、数秒だけ喉奥でヒィーヒィー鳴ってました」と、真ん中の穴に救われたという体験談も寄せられました。

ツイ主さんに聞いてみた

多くの関心を得た今回のツイートですが、投稿主であるうっちーさんはどうやってトローチの真ん中の穴の正体を突き止めたのでしょうか? ご本人にお聞きしてみました。

ーーこちらの情報はどのようにお知りになったのでしょうか?

この情報については、子どもの頃にたしか親に教わったことがあり、それを今回トローチを服用している際に思い出しました。

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいるかと思います。率直なご感想などはございますか?

思いの外、反響があってびっくりしています。トローチの穴の理由は妻も知っていたので、世間的には割と知られていることなのかな、と思っていましたが、多くの人がフエラムネを想起して反応してくれるなど、面白い反応がたくさんあって楽しんでいます。Twitterの良い部分を感じることのできた投稿で良かったなぁ、と感じています。


なんとなく気になっていたあのトローチの穴の真相。長年の謎が解けてスッキリですね♪