俳優の吉原光夫が、嵐・松本潤が主演を務める2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に柴田勝家役で出演することが13日、発表された。大河ドラマ初出演で、テレビドラマへの出演は2020年の連続テレビ小説『エール』ぶりとなる。

吉原光夫

第62作大河ドラマとなる本作は、脚本家・古沢良太氏が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く物語。松本が徳川家康を演じる。

吉原が演じる柴田勝家は織田家家臣で、秀吉とは水と油の荒武者。体は熊のように大きく、声は柱を壊すほどデカい。小心者の家康をいつも怖がらせる。お調子者で機転が利く秀吉と対照的な、めっぽう強い無骨もの。急進的な信長を全身全霊で支えるが、やがて秀吉とは袂たもとを分かつことになる。

吉原光夫のコメントは以下の通り。

――演じる人物の印象と意気込み

適役...でしょう。笑
織田家に忠誠を尽くす所存。

――大河ドラマ初出演にあたって

一年を通すドラマ、しかも一人物の生涯の作品に関わって行くことは、体調やコンディションを整えてゆく事などで多少の緊張感もありますが、自分の日々とどう関わってゆくのか楽しみで仕方ないです。

――古沢良太さんの作品に初出演するにあたって

古沢さんの作品は、「always3丁目の夕日」はもちろんですが、「キサラギ」の舞台版の戯曲を、自身で劇団を立ち上げた当初に、ワークショップの題材として使用させて頂き、メンバーと語り尽くした作品です。公演こそしませんでしたが、なんか想いが残る作品です!
そんな、古沢さんが描かれる家康像が、松本潤さんの演技も相まって、時代に響く像になっていて、思わず共感してしまう部分もあり、読者?としても楽しみです。

――共演者について

岡田(准一)さん演じる信長の佇まいに、これまでにも増して、敬意と忠誠を誓いました...。
ムロ(ツヨシ)さんは初めてお目にかかりましたが、気さくで和ませる雰囲気の反面、撮影の際にははシビアな面を見たりして、天下人な風を感じました。
家康ラインなので今後、シナリオが織田家をどう捉えてゆくのかはまだ未知ですが、柴田的には、佐久間盛政や、勝政、毛受家照などの家臣や与力達が気になります。。まぁ出てこないかもですね...