フジテレビ系バラエティ特番『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(21日20:00~)に、木村拓哉、生田斗真、風間俊介が出演することが10日、発表された。

  • (左から時計回りに)生田斗真、木村拓哉、吉田拓郎、風間俊介、堂本光一、堂本剛=フジテレビ提供

木村は、番組の代名詞「全部だきしめて」を歌いながらスタジオに登場。吉田拓郎から“最後に会いたい人”のひとりとしてオファーを受けたが、木村は「スタッフの作り話かと思った」と恐縮する。拓郎は「木村くんはオーラがすさまじい」と“木村拓哉愛”トークが止まらず、木村は「本当に光栄です」と照れ笑いだ。

これまで、木村は『LOVE LOVE あいしてる』(97年2月22日放送)、『生LOVE LOVE あいしてるスペシャル』(98年7月18日放送)と2回出演。今回、拓郎と木村は『生LOVE LOVE~』以来、24年ぶりの共演となり、冒頭からトークが止まらない。

ランダムに質問を選び、ゲストの素顔に迫るトーク企画では、木村が“あの時の俺、超ダサかった!”“今いちばんリラックスできる瞬間は?”という質問に答えていく。拓郎も自身のリラックスできる瞬間を明かし、その意外な回答にスタジオ爆笑。すると、トークは予期せぬ展開へ…。

堂本剛は「こういうこと、この番組は多かったですよね」と懐かしみ、堂本光一も「そういうのが聞きたいんだよね」と笑い、和やかなムードで進行。『LOVE LOVE~』だからこそ、素顔が垣間見ることができる4人の掛け合いに注目だ。

ゲストがKinKi Kidsや拓郎らと歌いたい楽曲を選ぶ、番組恒例企画「LOVE LOVE な歌」で木村が選曲したのは、KinKi Kidsのデビュー曲「硝子の少年」。選曲に「すごく迷った」という木村だが、「25周年を迎えるKinKi Kidsとファンの皆さんに喜んでもらいたい」と考え、KinKi Kidsとファンが最も長く、愛してきた大切な1曲に決めた。

さらに、拓郎の“卒業式”、番組の最終回を盛り上げたいと考えた木村は、「自分たちのバックで踊ってくれていた2人のバックで踊る」ことを提案。また、「硝子の少年」をリリースした当時、KinKi Kidsのバックダンサーを務めていた生田、風間にも声をかけ、「ジャニーズJr.とは呼べないから、“ジャニーズシニア”」と木村自ら命名した、スペシャルユニットを結成する。

当初、KinKi Kidsは「せっかくの機会だから先輩に歌ってほしい」と思い、それを聞いた番組スタッフはKinKi Kidsと木村、3人で歌うための資料を用意。その資料を受けとった木村は「今回はバックで、と言ったじゃないですか!」と返し、先輩と一緒に歌いたいKinKi Kids、後輩のバックで踊りたい木村で議論を重ねた。かくして、木村が初めてKinKi Kidsのバックダンサーを務める「硝子の少年」が実現する。

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