タレントでモデルの藤田ニコルが、6日に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『あちこちオードリー』(毎週水曜23:06~)にゲスト出演し、「売れないタレント」について私見を述べた。

藤田ニコル

この日は藤田のほか、ずんの飯尾和樹、ティモンディの高岸宏行、前田裕太が登場。「私の教訓どうですか? 芸能界が生きやすくなる参考書を作ろう!」をテーマに、それぞれの経験から導き出した“芸能界の教訓”に関して、オードリーの2人と語り合った。

その中で藤田が最初に発表したのは、「マネージャーから説教されているタレントは売れない」。共演する新人タレントが、収録前後でマネージャーから「絶対に爪痕残して来いよ」「なんで絡みにいかなかったんだ!」と説教されている場面を度々目撃してきたそうで、藤田は「そうなっちゃうとただ“マネージャーの好きなタレント”ができあがってしまうだけで、その子の個性じゃない。そうなると売れないなって」と感じていたという。

このコメントに、若林正恭は「あなた事務所の社長できます!」と賛辞を送り、飯尾も「俺の2個上? すごいなぁ……」と感嘆。藤田はさらに、「それを何回か見てるんですよ。私は自由に育ってきたタイプなので、1回もマネージャーさんにそうやって指示されたこともない」「(説教)されても反抗します。『だって現場に出てないじゃん』って言っちゃいます。何が分かるの? って」と続け、「マネージャーがダメにしちゃってる。大体事務所も一緒ですね」と指摘した。

高圧的なマネージャーに送り出されるタレントたちを思い浮かべ、「楽しめてないなって思います。やっぱり楽しむのは大事だから」と吐露する藤田。「私はマネージャーさんと本当に仲が良いです。年の終わりに『来年どんなことがやりたい』という会議を自分からするんですよ。1年に1個はでかいトピックがあった方がファンの子も飽きないし」と明かし、「マネージャーさんとちゃんと話し合うのは結構大事です」「売れてる女性タレントの人とかって、みんなマネージャーさんと仲良くないですか?」と投げかけていた。