テレビ朝日系ドラマ『刑事7人』の制作発表記者会見が4日、都内某所で行われ、東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也、小瀧望が登壇した。

  • 東山紀之

今シーズンから小瀧演じる“Z世代”のエリート・坂下路敏(ろびん)が新専従捜査班に加入することから、“ジェネレーションギャップ”についての話題に。東山は若者のようにスマホを使いこなせないといい、「LINEとかできないタイプなんです。倉科さんと交換しようとしたんですけど、やり方が分からなかったので『ショートメールで勘弁してくれ』と」明かした。

そして、メンバーの卒業が予告されていることにちなみ、キャスト同士で手紙を読み上げるコーナーでは東山→小瀧→白洲→田辺→塚本→倉科→吉田→北大路→東山のリレー形式でメッセージが寄せられた。北大路は「あなたはいつどんなときでも接してくれますね。ありがとう。そんなあなたのぬくもりに包まれた撮影現場で、素敵な仲間と一緒に撮影できる私はとても幸せです。たゆみなくあらゆるジャンルに果敢に挑戦する姿に心からエールを送りたいと思います。トップリーダーとして、明るい希望にあふれる未来に向かって確実に前進してください」と座長・東山へエール。東山は「こんなに褒めていただいて……」と恐縮しながらも「しっかりと『刑事7人』という作品を作っていきたい」と意気込んだ。

常にボケやツッコミが飛び交い、会見でも笑いが絶えない『刑事7人』チーム。今シーズンへの思いを聞かれた田辺が「シーズン8ということで、“末広がり”で……」と話し始めると、キャスト一同からクスクスと笑い声が。田辺は「おじさんっぽかった? 結婚式っぽかった?」と笑った。また“Z世代”というワードについて塚本から「今回も流行りのワードが作品に登場して……“流行り”というのも意味が違うのかな、こういうのなんて言うんでしょう」と振られた倉科は、「知らないです(笑)」とバッサリ。「知らないよねぇ」と相槌を打つ塚本だったが、作品でもファンの多い“青山・環コンビ”の関係性を彷彿とさせるやりとりを見せた。

  • 北大路から東山への手紙

  • 田辺から塚本への手紙

2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。最新章となるシーズン8では、東大卒のキャリア組の新人で、いわゆる“Z世代”のエリートである坂下路敏(ろびん)が新専従捜査班に配属される。彼が天樹をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人のスペシャリストと対峙することでどんな化学反応が生まれるのか。