俳優の波岡一喜が、嵐・松本潤が主演を務める2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演することが30日、発表された。川村恵十郎役を好演した『青天を衝け』(2021年)以来、3度目の大河ドラマ出演で、“酔いどれサムライ”本多忠真(ほんだ・ただざね)を演じる。
第62作大河ドラマとなる本作は、脚本家・古沢良太氏が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く物語。松本が徳川家康を演じる。
波岡が演じる本多忠真は、松平家のために代々身を捧げてきた本多家の武将。叔父として忠勝(山田裕貴)に武芸を徹底的に叩き込み、最強武士に育てた。昼間から徳利を片手に酒を飲み、酔っているのか正気なのかわからないが、戦場ではスイッチが入ったように体が動く。
波岡一喜のコメントは以下の通り。
――演じる人物の印象と意気込み
お酒を豪快に呑むということで、役のイメージがどんどん広がっております。色んなタイミングで、色んな飲み方で、色んな酔い方で、精一杯 忠真 をチャーミングにできたらいいなと考えております。良い意味で遊べる役にできたら最高です。
――大河ドラマの思い出
前回の「青天を衝け」の川村恵十郎をやらせてもらった時に、自分が仕えている平岡円四郎を守り切れなかったシーンがありました。そのシーンの後、どうしても何かが心に引っかかっていたので、その円四郎様が襲われた跡地に行き、手を合わせてきました。
――古沢作品について
「探偵はBARにいる」シリーズでお世話になりました。一見変わっているように見えて、憎めないキャラクターを作っていただけるのを楽しみにしています。
――共演者とのエピソード
織田信長/岡田准一さん 「図書館戦争」シリーズの時に、何度かかかっていってみたのですが瞬殺で返り討ちにされました(笑)
豊臣秀吉/ムロツヨシさん 走っているムロさんによく会います(笑)
平岩親吉/岡部大さん 昨年末に、一緒にコントをやらせていただきました(笑)