女優の土屋太鳳と俳優の松下洸平がこのほど、フジテレビ系ドラマ『やんごとなき一族』(毎週木曜22:00~)のクランクアップを迎えた。最終話は、きょう30日に放送される。
最後に撮影したのは、佐都(土屋)と健太(松下)、そして佐都の母・良恵(石野真子)の3人のシーン。ラストカットのOKが出ると、スタッフから「深山健太役、松下洸平さんオールアップです!」の掛け声とともに、まずは松下に盛大な拍手と花束が。松下は「撮影は3月から始まりましたが、準備期間を含めると、スタッフの皆さんはもっと前からこの作品に携わっていただいて…、お疲れ様でした! 僕も台本を読みながら、“どんな健太にしようかな?”“どんな作品になるんだろう?”と1人で考えていたのですが、1人で考えても答えが出ず、現場に入って共演者の皆さんやスタッフの皆さんと話し合っていくことでしか、“役”というものは作れないんだなと改めて感じました」とコメント。そして「皆さんの力があってこその健太だったと思いますし、改めて、お礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました!」と深く頭を下げた。
続いてスタッフから「深山佐都役、土屋太鳳さんオールアップです!」と声が上がると、ねぎらいの歓声と盛大な拍手が贈られた。座長として作品を引っ張ってきた土屋は、スタッフから花束を受け取ると「(撮影期間の)4カ月間、その前の準備も含めて、本当に本当にお疲れ様でした! この物語を作ってくださった、たくさんのスタッフの皆さんに支えられていると感じながら毎日撮影させていただいていました」と感謝の思いを語り、「ドラマの中ではスムージーをかけられたり、土下座をしたり、赤ちゃんを産んだり…、まるでジェットコースターのような気持ちで、こんな感覚は初めてなんじゃないかと思いながら、撮影に臨んでいました。そして、私が佐都らしくいられたのは健太さんのおかげなので、感謝しています」と撮影を振り返った。
すると、そんな2人のもとへ、一足先に撮影を終えた明人役の尾上松也や美保子役の松本若菜、大介役の渡邊圭祐、リツコ役の松本妃代、有沙役の馬場ふみかがサプライズで駆けつけ、土屋は「まさか!」、松下は「マジか!」と驚きの声を上げた。そして、現場が暖かい拍手に包まれるなか、土屋は「(共演者の)皆さん一人一人が、愛情をちりばめたお芝居をしてくださったおかげで、たくさんの方にこの作品を見ていただけたのかなと思います。皆さん、本当にありがとうございました!」と笑顔で締めくくった。
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