サッカー解説者の松木安太郎が、綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(6月26日スタート、毎週日曜21:00~)に本人役で出演することが24日、発表された。

  • 松木安太郎

本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。

綾野が演じる主人公・新町亮太郎は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。

このたび、新町がサッカー選手として最も活躍していた時代に出場した日本代表戦の解説を、サッカー解説者の松木安太郎が務めることが決定した。

サッカー解説者として今や欠かせない存在である松木だが、現役時代には数々のタイトルを獲得しており、日本代表としては1984年から1987年にかけて12試合出場。中でも1986年FIFAワールドカップ予選では最終予選進出にも貢献している。現役引退後は監督としての“セカンドキャリア”を歩み始め、Jリーグ最年少監督としてチームをリーグ2連覇へと導いた。また解説者としても唯一無二のスタイルを築き上げ、「日本代表の解説といえば松木さん」と言われるほどの活躍を見せている。そんな松木が本人役で新町の日本代表戦を熱く解説する。

収録では、目の前でリアルな試合を見ているかのような臨場感あふれる映像に思わず立ち上がって解説する場面も。日本代表としても活躍したのち、監督や解説者として、まさに新町も羨むようなキャリアを歩み続ける松木の解説に注目だ。

この日本代表戦シーンには、日本サッカー界の名だたるレジェンドたちの出演がすでに発表されているが、松木が解説を務めるほか、実況はTBSのスポーツ中継で数々の実況を担当してきた杉山真也TBSアナウンサーが担当する。

そして本日、松木が解説風ナレーションを務めたスペシャル動画がTBS公式YouTubeと番組公式SNSにて公開。ドラマに負けないくらいの熱量の高い動画に仕上がっている。

■松木安太郎

サッカー日本代表戦のシーンは、元プロの選手が参加していたこともあり、とてもいい流れでプレーしていると感じました。本当の試合のようにリアルでした! 特に、ボレーシュートはかなり難しいシュートにもかかわらず、主演の綾野剛さんがきれいに決めていたことには驚きました。
今回の日曜劇場『オールドルーキー』はサッカーを題材にしたドラマですが、本当に自分たちが苦しんでいた時や、日本代表で一生懸命プレーをしていた頃の時代を思い出すようなシーンがたくさんあります。普段スポーツ選手は、華やかなところで頑張っている姿しか見えませんが、実はそうではないところでいろいろな苦労があったり、悩みがあったり・・・。1人だけで頑張っていける選手はなかなかいないと思います。そのような選手たちの気持ちを素晴らしく、分かりやすく捉えたドラマだと思っております。このドラマを見ることで、スポーツ選手たちの生き様に改めて感動していただけるような時間になったら大変うれしいです。ぜひ皆さんご覧ください!

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