JR東日本水戸支社は21日、鉄道開業150年を記念し、鉄道設備の保守・管理に関わる係員の訓練施設を特別に公開する親子向けのイベント「内原設備訓練センター体験ツアー」を7月30日に開催すると発表した。

  • 「内原設備訓練センター体験ツアー」を7月30日に開催。会場まで専用の入区車両に乗車できる(提供 : JR東日本水戸支社)

「内原設備訓練センター体験ツアー」は、普段の生活に身近な列車がどのような設備に支えられているか、それを保守する係員はどのような訓練を受けているのか、見て、触れて、体験して学べる内容に。当日は、このツアーのために用意した入出区車両で集合場所の内原駅と開催場所の訓練センターを往復できるほか、実際の鉄道現場の作業で使用している小型軌陸車、レールスター、架線点検車の撮影会が行われる。

小型軌陸車とレールスターへの体験乗車、ポイント・信号機の取扱い体験、設備保守の作業の一部をVR(バーチャルリアリティ)で体験する「跡確認体験」などのプログラムも用意されている。

  • ポイント・信号機取扱い体験とVR体験設備のイメージ(提供 : JR東日本水戸支社)

  • 展示車両イメージ。(写真左から)小型軌陸車とレールスターは乗車可、架線点検車は展示のみ(提供 : JR東日本水戸支社)

開催日時は7月30日の10~14時。荒天等で実施できない場合は8月6日の同時刻に延期する。大人(18歳以上)1名と小学生1名の2名1組で9組を募集し、「JRE MALL」水戸支社にて、6月27日14時から受け付ける。参加費用は1組1万2,800円。2名分の昼食(弁当)が用意される。