元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏、お笑いコンビの三四郎、ぺこぱが2日に放送されたテレビ朝日のバラエティ番組『ぺこぱポジティブNEWS』(26:06~※関東ローカル)でテレビとラジオの未来についてトークを繰り広げた。後編は9日に放送される。

  • 佐久間宣行氏=テレビ朝日提供

ラジオブースで収録された、ニッポン放送『ぺこぱのオールナイトニッポン0』とのコラボ企画。事前に募集した質問の中から「みなさんにとって冠ラジオってどんな存在ですか?」と問われると、佐久間氏は「サラリーマンを辞めたのはラジオがきっかけだった」と明かした。テレビ東京社員でありながらオールナイトニッポンのパーソナリティを務めたことで様々な依頼が舞い込むうち、会社が断らざるを得ない大きな仕事が来るようになり、テレビ東京とフリーで契約することになったという。

「Tverの普及によってテレビはどう変わった?」という質問に佐久間氏は、テレビ制作の方法が変わったことを話す。これまで放送は1回きりだったため、予告で「衝撃発言!」と煽り、本編を見てもらうことにつなげていたが、Tver普及後は「見てびっくりしてもらえれば、話題になって後追いで見てもらえるだろう」ということで「予告で内容をバラすのをやめた」と語る。

ラジオの魅力について佐久間が「ラジオでは嘘がつけない」と口火を切ると、松陰寺太勇は、ラジオのパーソナリティを務めるにあたり「早々にテレビ用に作っていたキャラを降ろしました」と発言。シュウペイはラジオだからこそ、14年連れ添ってきたぺこぱ2人の関係性を見せたかったと話す。三四郎も、パーソナルな面が伝わりやすいのがラジオだと頷き、佐久間も「芸人のキャラを知りたかったらラジオを聴く!」と断言。

また、三四郎はかつて大学生だったラジオリスナーがテレビ番組のスタッフとなり、制作現場で「三四郎さんと仕事したい!」と言ってくれたことが嬉しかったというエピソードを披露、一同が共感する場面も。

2日に放送された前編は、9日までTVerなどで見逃し配信中。9日深夜には、20年後のテレビを予測する後編が放送される。