MBSのドラマ『美しい彼』が、第59回ギャラクシー賞(主催:放送批評懇談会)のマイベストTV賞グランプリを受賞。1日、都内のホテルで行われた贈賞式にW主演を務める萩原利久と八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)が登壇し、喜びを語った。

  • 萩原利久(左)と八木勇征

放送批評懇談会のオンライン会員と正会員の投票で選ばれるマイベストTV賞。萩原は「チームを代表してお礼させていただきます」、八木は「応援してくださった皆さん本当にありがとうございます。皆さんのおかげでこのような素晴らしい賞を受賞させていただくことができました」と感謝した。

互いの第一印象を振り返り、萩原は「清居奏、本物がいると思いました。原作のイメージまんまの人が目の前にいて、『美しい彼』というタイトル通りの姿で、頑張ろうと思いました」と回想。一方の八木は「物腰が低いというか、真面目というのが第一印象でありまして、でも話してみると打ち解けやすい明るい性格と、支度場所からスタッフの皆さんを気遣うムードメーカーの役割も常に現場でしてくれて、とても頼りになる存在です」と明かした。

改めて今作の役柄について、萩原は「心の声で自分の感情を説明することが多かったので、セリフがないけど人並みにちゃんと葛藤してるし生きていて、言葉じゃないところで表現しなければいけなかったので、目だったり、間だったり、呼吸だったり、言葉以外のありとあらゆるものを使って平良を演じることを一番意識したと思います」と苦労したそう。

八木は「『美しい彼』というタイトルインパクトがものすごく強いなと思って、これはビジュアルとかだけじゃなくて佇まいとか、まとってる雰囲気がすべて美しい存在に見えなければいけないなというのを初めに思って、それを常に意識しました。でも、人間らしさがあるキャラクターだと思うので、利久が演じてくれる平良と一緒に、現場でお芝居しながら作り上げていった清居奏だったと思います」と強調した。

そして、先日発表された映画化について、萩原は「たくさんの方に見ていただいたおかげで実現したことなので、皆さまの期待を裏切らないように、前作を超えられるように『美しい彼』のチームで、作品に臨んでいきたいなと思っております」、八木は「たくさんの方に愛されてる作品だと思いますし、自分自身も清居奏をまた演じることができて本当に幸せです。精いっぱい皆さんに楽しんでもらえるような作品を作り上げるので、楽しみにしてください」と呼びかけた。