女優の茅島みずきが、MBSドラマ特区枠で6月2日より放送される新ドラマ『教祖のムスメ』で主演を務めることが20日、明らかになった。共演には、藤原大祐、豊嶋花、莉子、小栗有以、池田優斗、萩原聖人が決定した。

  • 『教祖のムスメ』キャスト発表

本作は、突如転校してきたミステリアスで美しい女子高生をきっかけに、同級生の双子の兄妹や生徒たち、そしてその家族までもが、疑惑と混乱の渦へと知らず知らずのうちに巻き込まれていく、完全オリジナルの学園サイコサスペンス。「洗脳」「正義」「疑惑」「救い」……11年前のある事件を背景に、次々と繰り広げられるゾクゾクと予想だにしない展開に、“真実”とは何か、嘘をついているのは誰なのか、そして“教祖のムスメ”とは果たして何者か。

主人公は、ミステリアスで美しい転校生・桐谷沙羅(きりたに・さら)。突如、沙羅が転校してきたことで、学校の“闇”が暴かれ始め、いじめがなくなり、ある女子高生は絶望から救われるが…。沙羅の本当の狙いは、何なのか。ストーリーを象徴するような、怪しげな表情と一筋の光が印象的な、ポスタービジュアルが解禁。「どんな嘘でも、誰かが信じたらそれはひとつの真実になる」ドラマのキーワードとなる、この言葉の意味、そして嘘に隠された真相とは――。

ミステリアスで美しい主人公・桐谷沙羅役には、ドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』主演や、映画『女子高生に殺されたい』に出演ほか、Seventeenモデルとしても活躍する茅島みずき。沙羅と同じクラスの湯田一真役には藤原大祐、一真の双子の妹・湯田いちか役には豊嶋花、いちかの同級生・中野亜紀役には莉子、亜紀の親友・黒沢美優役には小栗有以(AKB48)、一真の友人・本間拓実役には池田優斗。そして、一真といちかの父親・湯田正広役には萩原聖人が決定した。

演出は、『グッド・ドクター』や『恋仲』など、時代を捉えた緻密な心理描写とキャッチ―な映像美で数々の名作ドラマを誕生させている金井紘氏が務める。

キャストと演出の金井氏がコメントを寄せた。

■茅島みずき
桐谷沙羅役を演じさせて頂きます、茅島みずきです。
最初に台本を読んだ時、ヒステリー、殺意、狂愛など様々ものを感じ、とてもゾクゾクしたのを覚えています。予想外な展開ばかりで読む手が止まりませんでした。今まで演じたことのないキャラクターなので戸惑いや不安はありますが、監督や共演者の皆さんと相談しながら素敵な作品にできるように精一杯頑張ります。

■藤原大祐
この作品は万華鏡のような作品だと思います。それぞれの立場によって異なる見え方があって、答えが有限ではないからこそ異なる正義が振りかざされて。それぞれが衝突することで真相は闇に消えていく…。
「真実と嘘」という、いつまでも僕らを付き纏う心の明暗をテーマに、白でも黒でもない曖昧な感情にさせられる作品になっていると思います。最後までドキドキハラハラ楽しんで頂けたら嬉しいです。

■豊嶋花
いただいた企画書を読んだとき、“今まで演じたことのないような世界観の作品”だと思い、早く挑戦したいと撮影が始まる前からワクワクしていました。
いちかは純粋で素直だからこそ、周りの人たちに振り回されてしまいます。
沙羅との関わりによって良くも悪くも変化していくいちかを、精一杯演じたいと思います。

■莉子
台本を初めて読んだ時から、今までにない、新しいドラマが始まると思いました。
この作品に「中野亜紀」として参加できること自体とても楽しみでした。
主人公をはじめとする登場人物1人1人が怪しい、予測不能な展開で不穏な雰囲気を 醸し出しているところも、この作品の面白さの 1 つだと思います。
どんな展開になるか予想しながら見ていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!

■小栗有以
この度、黒沢美優役として、出演させていただきます。
私が演じさせて頂いた美優は、事情を抱えながら同級生を脅迫する役柄です。
ただ、そこには色々な事情を抱えた彼女なりの背景があったり、さまざまな展開があります。
自分でも見た事のない自分を探して今回この役に挑戦してみました。
ぜひ、ご覧下さい!

■池田優斗
お話を頂いた時はとても嬉しかったです!人見知りな所があり撮影に入る前までは少し緊張してたのですが以前共演したことがある茅島みずきさんとまたご一緒できたので心強く、撮影合間に藤原大祐さんとバスケをしたり、同年代の方が多く毎回沢山の刺激を受けながら楽しく撮影しています。僕が演じる本間拓実はクラスに一人はいるようなごくごく普通の高校生で、等身大で演じております。最初に台本を読んだとき、一気見してしまったほどとにかく面白くて、物語に引きこまれました。
皆さんも是非楽しみにして頂けたらと思います!宜しくお願い致します。

■萩原聖人
台本を読ませていただいたとき、各話30分と短いながらも、日常生活の中にあってもおかしくないリアリティ、実在しそうなサスペンスで、とても内容が凝縮されているなと感じました。作品の中にも出てくる、「誰かが信じたらそれはひとつの真実になる」というキーワードのように、何が真実で何が嘘なのか毎週楽しみに、たくさん考察しながらご覧下さい。

■金井紘
教祖のムスメ。このたった6文字を頼りに、物語やキャラクターを議論してきました。
この挑戦的な作品に、若いキャストはこちらが驚くほど果敢に挑み、経験豊富なキャストが素敵な色を添えてくれています。
教祖のムスメ。この6文字の奥にある、深く、刺激的な世界をどうぞご堪能ください。

(C)「教祖のムスメ」 製作委員会・MBS