JR東日本千葉支社は13日、内房線蘇我~姉ケ崎間の開業110周年記念として、ディーゼル機関車DE10形が12系客車を牽引し、当時の房総西線をイメージした団体臨時列車を運転するほか、館山駅電留線で写真撮影会を開催する6月11日実施の旅行商品「房総西線客車列車の旅」を5月16日に発売すると発表した。

  • DE10形と12系客車の団体臨時列車が内房線を走行する(提供 : JR東日本千葉支社)

「房総西線客車列車の旅」は、DE10形と12系客車の団体臨時列車に千葉駅から館山駅まで乗車する下りコースと、館山駅から千葉駅まで乗車する上りコースを設定。どちらのコースも館山駅電留線にて60分程度の写真撮影会を行う。撮影会では、当日限定の特別ヘッドマークをDE10形に掲出。上りコースではヘッドマークをDE10形に掲出しての運転も予定している。

房総のご当地弁当も用意。下りコースでは大粒アサリをふんだんに使った「浜屋のあさりめし」、上りコースでは木更津のソウルフード「浜屋のバーベキュー弁当」が車内で提供される。

  • DE10形と12系客車(提供 : JR東日本千葉支社)

  • 館山駅電留線(提供 : JR東日本千葉支社)

  • 12系客車の車内(提供 : JR東日本千葉支社)

12系客車のボックスシートを2名で利用できる「スタンダードプラン」、1名で利用できる「プレミアムプラン」があり、双方のプランに台紙付き記念乗車証セットが付属するほか、「プレミアムプラン」ではDE10形の始動キー(レプリカ)も付属する。

5月16日13時から、JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて販売開始。「スタンダードプラン」はおとな2万3,000円・こども2万円、「プレミアムプラン」はおとな3万3,000円となる。