国際メディアコンクール、ニューヨーク・フェスティバルの最終結果が、日本時間27日に発表され、ドキュメンタリー・Human Concerns(普遍的関心)部門で、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション「ボクと父ちゃんの記憶~家族の思い出 別れの時~」』、ドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門で『ザ・ノンフィクション「あの日妹を殺されて~罪を憎む男が選んだ道~」』がそれぞれ銅賞を受賞した。

『ザ・ノンフィクション』「ボクと父ちゃんの記憶~家族の思い出 別れの時~」(上段)と「あの日妹を殺されて~罪を憎む男が選んだ道~」=フジテレビ提供

1957年に発足したニューヨーク・フェスティバルは、テレビ番組・映画・ラジオ・広告・インターネットなど、あらゆるジャンルの映像作品を審査・表彰する国際的なコンクール。

『ザ・ノンフィクション』はニューヨーク・フェスティバルで、2019年に「父を殺した母へ~無理心中から17年目の旅~」でドキュメンタリー・人物/伝記部門の銅賞、2020年に「おじさん、ありがとう~ショウとタクマと熱血和尚~」でドキュメンタリー・宗教哲学部門の銀賞と国連グローバル・コミュニケーション(UNDGC)賞の銅賞、昨年に「花子と先生の18年~人生を変えた犬~」がドキュメンタリー・人物/伝記部門の銅賞を獲得しており、今年で4年連続での受賞となった。

西村陽次郎チーフプロデューサーは「4年連続受賞のうれしい知らせと共に、初めてとなる2作品同時受賞という誇らしい記録にもなりました。いずれも放送時に高い視聴率と大きな反響を得た作品が、世界でも高い評価を得たことを本当にうれしく思います。これからも日本のドキュメンタリー番組、『ザ・ノンフィクション』が世界に通じることを示すべく、魅力的な番組を作り続けていきたいと思います」と話している。

フジテレビでは他にも、ドラマ部門でフジテレビのドラマ『監察医 朝顔』が銅賞、演技部門で同作主演の上野樹里が銅賞を受賞。また、『密着! 中村屋ファミリー 父から子へ…受け継がれる「連獅子」涙の猛稽古SP』『ザ・ノンフィクション「奇跡の夏に輝いて~ピュアにダンス 侍寺家の18年~」』の2番組が入賞を果たした。

  • 『監察医 朝顔』=同

(C)フジテレビ