ナビットは4月22日、「交通系ICカード」に関する調査結果を発表した。調査は2021年9月、30~50代の主婦を中心とする同社モニター会員1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 交通系ICカードの所有状況

    交通系ICカードの所有状況

調査によると、交通系ICカードを「所有している」人の割合は76%。そのうち、13.8%がスマホでOKの「モバイル」タイプを所有。交通系ICカードを所有している理由としては、「便利だから」(37.1%)が最も多く、次いで「通学・通勤」(15.2%)、「ポイントが貯まる」(13.0%)と続いた。

また、鉄道以外での使い道を聞いたところ、「コンビニ」(19.8%)、「自動販売機」(18.3%)、「駅構内店舗」(15.3%)が上位にあがった。

  • 所有している交通系ICカード

    所有している交通系ICカード

所有している交通系ICカードを聞いたところ、「Suica(JR東日本)」(35.9%)と「PASMO(東京メトロ、パスモ)」(18.7%)の首都圏勢が過半数を占める結果に。次いで「ICOCA(JR西日本)」(9.6%)、「PiTaPa(スルッとKANSAI)」(5.3%)、「manaca(エムアイシー、「名古屋交通開発機構)」(3.4%)、「nimoca(西日本鉄道)」(1.9%)、と続いた。