トヨタファイナンシャルサービスとトヨタファイナンスが提供する「TOYOTA Wallet」は2月3日、「電子マネーとキャッシュレス決済」に関する調査結果を発表した。調査は2021年12月、20〜60代のキャッシュレス決済利用者325名を対象にインターネットで行われた。

  • 利用している電子マネー

    利用している電子マネー

調査によると、キャッシュレス決済利用者のうち、「電子マネー(QUICPay、楽天Edy、Suicaなど)を利用したことがある」という人は84.3%。

利用している電子マネーを教えてもらったところ、WAONやnanacoなどの「流通系電子マネー」(69.3%)がトップに。次いで、SuicaやPASMOなどの「交通系電子マネー」(66.8%)が僅差で2位に。性年代別にみると、20代は男女ともに「交通系電子マネー」(20代男性79.2%、20代女性69.2%)がトップに。また、「クレジットカード系電子マネー」に関しては、40代男性(42.9%)が1番利用している人が多いことが判明。

また、電子マネーを選んだ理由については、「ポイントが貯まるから」「支払いがスムーズだから」(ともに65.3%)が最も多い結果となった。

  • 現在キャッシュレス決済を何種類併用していますか?

    現在キャッシュレス決済を何種類併用していますか?

続いて、キャッシュレス決済全体について、現在何種類のキャッシュレス決済を併用しているのかを教えてもらったところ、「1〜3種類」(61.8%)が最も多く、次点は「4〜6種類」で24.3%。また、「10種類以上」という人も3.7%見受けられ、近年様々なキャッシュレス決済が登場するなか、それぞれのサービスの良いところを活かし、何種類かを併用している人も多いことが伺えた。

最後に、「支払いの際、希望のキャッシュレス決済が利用できず困ったことはありますか?」と質問したところ、52.0%が「ある」と回答。キャッシュレス決済が多様化する中、店舗やサービスごとに利用できる決済方法が異なるため、多くのお人が、利用しようと思っていた決済が利用できずに困ってしまうケースを経験していることがわかった。