映画『チェリまほ THE MOVIE』(4月8日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が24日に都内で行われ、赤楚衛二、町田啓太が登場した。

  • 左から町田啓太、赤楚衛二

    左から町田啓太、赤楚衛二

同作は豊田悠による同名コミックの実写化作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。

撮影中は赤楚がスタッフを脅かしたりといたずらを行っていたそうで、「個人的な趣味」という赤楚に、町田は「現場はみんな和やかになって、笑い合いながらできましたよ、毎回」と感謝する。町田は「赤楚くんがやってるんだったらいいやと思って、僕もけっこうはっちゃけちゃったね。木にぶら下がったりして」と振り返り、赤楚は「エレベーターでダンスとかしてましたよね。僕はフリフリ、くらいでしたけどターンとかしてましたね」と指摘、町田は「なんでだろうね、今回テンション上がりすぎて。楽しくて色々してたね」と苦笑していた。

本編のセリフで印象に残っているところを聞かれると、赤楚は「今回の映画で言いますと、『愛してる』という言葉がすごくいいなと思って。今まで恋愛ものはやってきたことあるんですけど、『愛してる』と言ったことがなくて。洋画を見ると言ってたりするじゃないですか。日本だと『好きだ』になってしまうので、『愛してる』っていいなあと思いました。覚悟も含め、好きな言葉ですね」と回答する。赤楚は「どこかで言ってたらすいません。もしかしたら言ってるかもしれない」と弁解しつつ、初「愛してる」が同作に捧げられたということになった。

町田は「僕自体の言葉ではないんですけど、六角(草川拓弥)が『黒沢二世で』と言われて『いや僕は六角一世を』と返したというくだりがあって、めちゃくちゃいいなと思いました。自分が輝く、自分なりにというところを目指すのがすごくいいなと」と語る。またヒット中の同作について、町田はファンに対し「みなさんのおかげですし、本当に感謝しています。日々の応援をいただけるたびにすごく勇気づけられてます。面と向かって、同じ時間で伝えられたらと思っていましたので、本当に嬉しいです」とメッセージを送る。赤楚も「映画化すると決まった時は嬉しかったですし、このテーマをすごく伝えたいと思いました。映画を見て何か感じ取ってもらえたら嬉しいと思います」と語りかけた。