南海電気鉄道は21日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う利用状況を考慮し、2020年4月24日から一部列車を運休している特急「ラピート」に関して、5月2日からすべての列車の運転を再開すると発表した。
南海電気鉄道では、関西空港の利用者が増加傾向にあることや、ゴールデンウィークを契機にさらなる利用の増加が見込まれるなどの状況を踏まえ、関西空港を拠点とした南海線の移動需要に対し、適切な輸送力を提供するため、平日ダイヤで一部運休している特急「ラピート」(上り7本・下り7本)を運転再開。5月2日からすべての特急「ラピート」が運転再開となる。
5月2日は特急「ラピート」へ乗車した人に向け、堺~岸和田間の車内で南海ノベルティグッズのプレゼントも。難波駅10時5分発・11時5分発・12時5分発・13時5分発・14時5分発・15時5分発・16時0分発、関西空港駅11時5分発・12時5分発・13時5分発・14時5分発・15時5分発・16時5分発・17時5分発の列車が対象となる。
運転再開列車の前売り販売は4月21日から開始。なお、新型コロナウイルス感染症の感染状況等により、一部列車の運転を再度休止する場合があるとのこと。