俳優の草なぎ剛と神木隆之介が出演する、パピレス・Renta!の新CM「Renta! レンタルチェック」編が、28日より放送される。
新CMでは、胴体がスマートフォンになったキャラクター「レンタ」に扮した草なぎが登場。神木の部屋に壁を突き破って突入し、漫画のレンタルを勧める。神木が驚きながらも勧められるままにレンタのスマートフォン部分の胴体をスワイプすると、草なぎはくすぐったそうに「ちょっと待って……」と声を漏らす。
■草なぎ剛&神木隆之介インタビュー
――撮影の感想を教えて下さい。
草なぎ:神木君とは、ちっちゃい時からお仕事してて。ね、神木君。だから、久しぶりなんですけど、お芝居はあんまり一緒にやったことなかったんですけど。
神木:そうですね。
草なぎ:空気感がちょっとわかってたので、今日はバッチリですよ。
神木:うれしいです。うれしいです、そう言っていただけて(笑)。
草なぎ:僕のほうが一応先輩にはなるんですけど。
神木:もちろんです!
草なぎ:引っ張っていただいてね。
神木:いやいや……、とんでもないです。
草なぎ:めちゃくちゃうまいですね、神木君はリアクションとかがね。
神木:とんでもないですよ。
草なぎ:神木君を探りながら……。ちょっと耳栓とかもしてたんで音がよく聞こえないんですよね。
神木:そうですね、途中、耳栓してましたからね。
草なぎ:そう。だから、神木君のリアクションを見て、「今だ!」みたいな感じでやってました、僕は。
神木:(笑)。いやいや、とんでもないです。
草なぎ:ありがとう、神木君。
神木:いやー、とんでもないです。僕はほんとうれしかったですし、草なぎさんの思い出といったら、僕は道端で声をかけていただいて、映画のチケットをいただいたんですよ。
草なぎ:そんなことありましたっけ?
神木:ありました。はっきり覚えてます。超びっくりしましたから。しかも、その時、草なぎさんは僕だっていうことをまったく知らずにというか、最初、「あのー」って。「もしよかったら映画観てください」って言われて、僕らが、「えっ、草なぎさん!?」って言って。「あ、神木くーん」って。「えっ、どうしたんですか?」って。「いや、ちょっと仕事でー」って。「ぜひよかったら観てねー」って。「あー、ありがとうございます」って。「じゃあ、またー」って言って過ぎ去っていきました。
草なぎ:めちゃくちゃいい話じゃないですか。リアルだからね。
神木:(笑)。僕、その時親と一緒にいたんです。
草なぎ:お母さんがいたんだっけ?
神木:いました、いました。
草なぎ:ちょっと思いだした、今日言われて。
神木:ほんとですか?
草なぎ:うん。
神木:雨の日でした、傘さしてて。
草なぎ:雨の日?
神木:はい。
草なぎ:じゃあ、違うかな?
神木:じゃあ、違うかもしれないです……(笑)。
草なぎ:(笑)。違うかな。
神木:たぶん、雨の日でしたね。
草なぎ:よくね、映画のチケットとか、自分の映画とか買って渡してたことがあって。そうか、縁があるよね、だから、昔からね。
神木:そうですね、ほんとに。
草なぎ:でも、ほんと。
神木:いや、ほんとうれしいです。
草なぎ:こちらこそです、ほんとに。楽しく進んでおります、撮影が。
神木:はい。
――CMでは神木さんが草なぎさんに肩を抱かれていましたね。その感想を教えて下さい。
神木:優しさが伝わってくるんですよね、手から。なんか包み込まれてるというか。
草なぎ:ありがとうございます。レンタマンですから、私はね。
神木:レンタくん、レンタさんですからね。
草なぎ:俺は若干首が締まって、ちょっと苦しいんだけど、ここはちょっとね。
神木:そこは固いですからね(笑)。
草なぎ:そう。いいシーンを撮るために、やせ我慢をしましたよ、私は。
神木:いや、さすがですよ。
草なぎ:レンタマンは強いんで、たぶんね。
神木:いやいや、強いですよ。だって、僕、「あー、来たー!」という、ヒーローが来たというリアクションしていましたから。
草なぎ:若干キャラクターをよくわかっていなくて、何なんだろうっていうね。このスタートレック的な感じで。でも、耳とかは尖がっていないし。
神木:確かに。
草なぎ:レンタの妖精なのかみたいなのが……、「宇宙人なの?」「宇宙人じゃないです」みたいな、ちょっとよくわかんなくて。そのよくわかんない感じが逆にいいみたいな、逆に。
神木:そうですね、誰もわからない感じが。
草なぎ:そう。
神木:誰も答えがわからないですから。
草なぎ:急に家に入って来ちゃって壁とか大丈夫なの? みたいな(笑)。そう、なんかね。
神木:あの時、凄かったですね、音も(笑)。
草なぎ:そう。ちょっと今の時代ではないような、CGとかじゃなくて。
神木:CGじゃなくて(笑)。
草なぎ:実際ほんとに壁を突き破るという。
神木:破ってましたね。
草なぎ:なんかいいなみたいな。
――草なぎさんは壁を突き破っていましたが、感覚はどのようなものなのですか?
草なぎ:僕も久しぶりだったですね、昔よくコントとかであったんですけど、1回1回、壁を作り直すというね、壁の裏に番号が書いてあるんですよ、1から35番ぐらいまで細かく書いてあって。「あ、こういうことなんだな」って。
神木:パズルみたく。
草なぎ:そう。
神木:「25番取ってくださーい」、「あー、はいー」って、こう……。
草なぎ:そう。
神木:凄いですね、よくみなさん覚えてらっしゃる。
草なぎ:そうなんだよ。
――CMでは草なぎさんが「レンタ」、神木さんが「普通の若者」という役ですが、役作りは大変だったでしょうか?
神木:こだわってて……。
草なぎ:いやー、この役は難しかったですね。今までやってきた役で一番難しいですよね。どうやって気持ちを作ればいいのか。とにかく元気みたいな。よくあるんですよ、僕のパターンで。「分かんない時は元気を出せ」って、萩本欽一さんに教わったんですけどね。
神木:そうなんですね。
草なぎ:わかんないときは笑っていれば、なんとかなるみたいな、そういう心持ちで。わかんないですもんね、だって、作ってる人すらわかってないわけだから。
神木:うん、わかんないですね、確かにね。
草なぎ:でもね、凄いキャッチ―で。僕もあまり漫画をレンタルするっていうことがなかったので、「あ、レンタルがあるんだ」と、漫画に。なければ買えばいいという、CM で言っていると思うんですけど、それですべて事足りてるというか、だから、わかりやすいですよね。凄い、だから、キャラクターはちょっとわかんないんだけど、でも、凄いわかりやすく漫画がレンタルできるんだっていうのをストレートに伝わるんじゃないかなと。だから、凄く満足はしています、このキャラクターに。
神木:うんうん、今日のこのキャラクターに。
草なぎ:でもね、ほんと、凄いリアルに青年を演じていただいて、さすがですよね、やっぱり神木君は。
神木:いやいや、そんなことないです……(笑)。
草なぎ:やっぱり違いますよね。
神木:ほんとに(笑)?
草なぎ:神木君の世代の人たちは凄い上手いです、いろいろ全部飲み込みが。最近、その世代の方と一緒にお仕事する機会が多いんですけど、いろいろなものをちっちゃいときから見てきているのか、飲み込みが早いなと思って、いつも感心させられる。
神木:いやいや……、ありがたいお言葉です、ほんとに。
草なぎ:微妙な感じでリアリティも出しつつ、ちょっとレンタルの、レンタマンの、レンタさんの世界かわかんないけど、ちょっと不思議な雰囲気も出しつつ凄いなと思って。
神木:(笑)思いっきりツッコミたかったですけどね。
草なぎ:うーん、そうだね。
神木:「誰だー!?」って、「なんだ!?」って。でも、壁ね、あれしながら登場するので。
草なぎ:うん、そうね。
神木:もうちょっと踏み込みたかったですけど。
草なぎ:ちょっと抑えて?
神木:でも、僕は、僕の役は知ってるんで。「あー、レンタだ!レンタくんだ!」っていうのを知ってるので、そこのジレンマをどう解消するのかっていうのは役作りの上で一番大変な。
草なぎ:凄い、ジレンマを解消する役作りって。
神木:(笑)。
草なぎ:さすがですね、もうベテランの域だね、神木君ね。ジレンマを解決する。
神木:ジレンマを…。「ツッコミたいけど、でも、知ってるでー」っていう。
草なぎ:違うよね、ちょっと演技教えてよ。
神木:(笑)なんでですか、なんでですか。
草なぎ:ジレンマを解決する演技、俺もやってみたいよね(笑)。
神木:(笑)。
――CM 放送される4月は新学期など新しいことが始まる時期ですが、新たに始めたいことを教えて下さい。
神木:僕が、ダダン! 心理学。
草なぎ:おおーっ!
神木:勉強してみたいですね。もともと好きっちゃ好きなんですけど、興味があるんですけど、まだそんなにわかんないですが、参考書みたいなのをパラパラッと読んで、「まあ、こんな感じなんだ」ぐらいしかなかったんですけど、もうちょっと勉強してみてもいいのかなと思って。
草なぎ:でも、似合ってるね。
神木:ほんとですか?
草なぎ:そういう役とかもやったことありそうなさあ。
神木:まだないんですよ。
草なぎ:ないんだ?
神木:ないんですよ。
草なぎ:へえー、意外。
神木:お芝居にも生かせそうですし、あとは自分の友達とか話を聞けたりとか、そういう手助けもできるのかなっていうのは。
草なぎ:凄いいいと思う、合ってる。
神木:カウンセリングっぽい感じの。
草なぎ:なんか好きそうだよね、そういう研究っていうか。
神木:大好きです。
草なぎ:ねえ、お芝居の面でも生かせそうなところはあるしさ。
神木:なんか2つ、こっちもできるし、こっちもできるじゃんっていうのがいいかなと思って。
草なぎ:とってもいいと思う。絶対やって。
神木:絶対やる、絶対やります。
草なぎ:たぶん、なんか芽が出ると思いますよ。
神木:ほんとですか?
草なぎ:うん。なんか合ってる。
神木:おー、うれしい。
草なぎ:うーん。
神木:なので、心理学もそうですし、カウンセリングみたいな資格とかもあるじゃないですか。
草なぎ:うん、そうだね。
神木:そういうのも調べてみようかなみたいな。
草なぎ:なんか相談したくなるよ、神木君に。
神木:ほんとですか?
草なぎ:うん。
神木:頑張ってもっと勉強するんで、その時は。
草なぎ:なんかね、信用できる男だなみたいな。
神木:(笑)。
草なぎ:うん。
神木:うれしいです。
草なぎ:いいな。俺も心理学にしようかな、じゃあ。
神木:いやいや…、めっちゃかぶるじゃないですか。
草なぎ:じゃあ、僕の、いいですか?
神木:どうぞどうぞ。
草なぎ:僕はね、早起きなんですけど。
神木:早起き。
草なぎ:早起きなんですけど。
神木:いつもどのぐらいに起きられるんですか?
草なぎ:僕ね、もともと早起きなの。
神木:もともと早起きなんですね?
草なぎ:大体7時ぐらいには起きてたんだけど、それでも時間が足りないんですよ。夜の10時ぐらいになると、この歳になると眠くなっちゃうの。眠いなと思って。で、6時ぐらいにちょっと変えたの。早いでしょ、朝の6時に。
神木:早いです。
草なぎ:でも、時間がやっぱり足りないのね。
神木:足りない?
草なぎ:だから、5時ぐらいに起きてやろうかなと思って。
神木:(笑)どんどん早くなっていく。
草なぎ:そうそう。なんかね、眠くなっちゃうから悔しいわけよ。
神木:もっと一日のうちで起きてる時間にいろいろやりたいこともあるのに、どうしても眠くなっちゃうから時間が(足りない)?
草なぎ:(やりたいことが)あるのに眠くなっちゃうから寝ちゃうわけ。だから、(時間が)足りないのね。そうすると、早く起きるしかないから。
神木:そうですよね、眠くなったら動けないですからね。
草なぎ:そう。眠くならない? まだやっぱり。体力あるでしょ?
神木:夜中までは全然起きていられます。
草なぎ:でしょ? そういうのできなくなってくるから。まじで今のね、大切にしたほうがいいよ。
神木:でも、夜更かししたら次の日はちゃんとつらいです、徐々に。
草なぎ:ほんと? もうそういうレベルじゃなくて動かなくなっちゃう、夜更かしとかしたら。
神木:(笑)。そうなんですね、なるほど。
草なぎ:そう。だから、それちょっと悔しくて5時に起きてやろうかなと思って。
神木:はいはい。おーっ。
草なぎ:そう。なんなら、もう日が出る前ぐらいに起きようかなと……。
神木:10時ぐらいだったら、5時だったら、7時間は確保できますからね。
草なぎ:そうでしょう。だから、そうしてみようかなと、ちょっと切に思ってるというか。
神木:うんうん……。
草なぎ:うん。
神木:起きるのは、すっと起きれるんですか?
草なぎ:結構ね、起きれる。5時は眠そうなんだけど、でも、ちょっと試してみようかなと思って。
神木:朝、お風呂とか入ったりするんですか?
草なぎ:朝は入らないね、寝るときに入る。朝風呂するタイプですか?
神木:朝、お湯に浸かって。
草なぎ:そっち?
神木:はい。
草なぎ:そっち……(笑)。
神木:目を覚まして、無理やり。
草なぎ:そういう方いますよね?
神木:(笑)。無理やり起こすんです。
草なぎ:朝、シャワーとかじゃなく朝に湯舟に入るの?
神木:お風呂、湯舟。夜も入るんですけど、朝用にためていて。
草なぎ:シャワーだけじゃなくて?
神木:冬は特に寒すぎて、湯舟に浸からないと耐えられないので。
草なぎ:そうなんだ。でも、気持ちいいよね。
神木:気持ちいいです。
草なぎ:そうか、まあね。
神木:朝、何時までね、早起きになるのか楽しみです。
草なぎ:そうだよ。そのうち4時まで起きちゃったりしてね。そういう方がいらっし ゃいますよね。
神木:いらっしゃいますね。
草なぎ:でも、早起き、ちょっと心がけようかなと思ってまーす。