お笑い芸人の劇団ひとりが13日、YouTubeチャンネル『太田上田【公式】』に出演。動画「【太田上田 #335 (1)】太田光監督映画がどうしても見たいの。見たいんです。ねぇ見たいの。」内で、自身が監督・脚本を務めたNetflix映画『浅草キッド』実現までの苦労を語った。

劇団ひとり

脚本を書く大変さを語ったのち、太田光に対し「僕は本当に、『なんで(映画)撮らないの?』っていうのをずーっと言ってるんすけど」と本心を探ろうとするひとり。太田が「いや、撮れないんだって。撮らないんじゃなくて」と返すも、「太田光って名前があったら映画なんか余裕で撮れる」と主張する。

上田晋也が映画を作るハードルの高さを尋ねると、ひとりは「話は聞いてるんですよ。配給の“ここの一択”で絞ってダメだったので、終わっちゃってるんですよ」と、太田から聞いたという現状を説明。そのうえで、「本当はそれでいろんなところ回らないといけないんです」「僕はそうだったんですから」「全部の配給に断られて、最後にNetflixが拾ってくれたんです」と、映画化を実現するには多くの配給会社をまわる根気も必要だと訴えた。

さらに「(太田さんには)そういうのがない。『ダメ』って言ったら『もうダメだ』ってなる」と指摘。配給会社に断られたものの、映画用の脚本を小説にしたと太田が釈明すると、「なんで小説に直した? 持ってきゃいい、脚本を」「映画にしたかったんでしょ? なんでそこで止まったの?」「なんでそこで止まったのかって」と畳み掛け、太田が作る映画を「僕は純粋に観たい」と真剣な面持ちで伝えた。