俳優の赤楚衛二が、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演することが12日、発表された。朝ドラ初出演となる。

赤楚衛二

本作で描く時代は、1990年代から現在まで。福原遥演じるヒロイン・岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、夢に向かっていく挫折と再生のドラマとなる。

赤楚が演じるのは、舞の幼なじみ・梅津貴司(うめづ・たかし)。岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の息子で、舞と同い年。気は優しく好青年だが、「ふつう」になじめない性格。幼い頃に古本屋で詩と出会って「ことば」を紡ぎ出すことに興味をもち、やがて舞にとって心のオアシスのような存在になっていく。

赤楚は「今回、連続テレビ小説に初めて出演させて頂き、大変光栄に思います。僕の演じる貴司はとてもセンシティブで自分の世界を持っています。夢に向かって生きる舞ちゃんの幼なじみとして、肩肘張らずに背中を押してあげられる存在になれたらいいなと思っています。見終わったあとに皆様がすてきな一日を過ごせるような作品になりますよう頑張ります!」と意気込んでいる。